ハナシマは倒れた。
脱落者2名。
残るは俺、ヒロシ、べー。
そして奴。
ヒロシは脅威的なスピードでダーツを撃ち込む。
べーはそれに対応してダーツを拾う。
これぞ阿吽の呼吸なり。
俺はすかさずパンイチのハナシマに服を着させる。
俺の心のスイッチがオンになる。
奴の怒りは最高潮。
吠えた。
だがヒロシも吠えた。
そして
銃口はヒロシに向けられたと思われた…。
狙われたのはヒロシではなくべーだった。
奴には的確な状況判断に加え、適応力があった。
ヒロシの手が止まる。
べーの肩を黄色い閃光が一発、また一発と撃ち抜く。
俺はありったけのダーツを集めた。
べーは手に持っていた一本のダーツを握った。
閃光の嵐の中べーは直接壁にダーツを刺した。
タッチダウン。
壁に刺さったダーツを握りながらべーは倒れた。
そして最後にべーはポケットから何かを取り出した…
…ポケモンふりかけ。
べーの小さいガッツポーズ。
脱落者3名。
だが確かに掴んだべーの小さな勝利。
俺は吠えた。
奴は動揺を隠せきれていない。
勝利に一歩近づいた。
続く。