先日、ワイングロッサリー様の「熟成ブルゴーニュワインセミナー」に参加してきました。
その感想を書きたいと思います。
人それぞれ、好みの違いもありますので、あくまでも主観です。
1️⃣ レニャール シャブリ GC レ・クロ 1984
ヴィンテージから想像するに、外観は落ち着いたトーンなのではと思いきや、照りのある綺麗な色調に少々驚いた。
杏、ナッツのはちみつ漬け、ドライフルーツ、火打石のようなミネラル香等、複雑な香り。
しっかりとした酸味や苦味が骨格となりインパクトある味わいだった。
1984年の白は難しいと言われているが、いい感じに熟成され美味しいと思った。
2️⃣ アルマン・ヴァンスノ ボーヌ PC ブレッサンド 1997
最初はドライフルーツ、キノコ、ナッツ、はちみつの香りが感じられたが、時間が経ち温度が上がってくるとコーヒーのような香りも加わり、なかなか面白いと思った。
味わいは最初から最後まで、酸味と苦味が全面に出ていた。
3️⃣ オスピス・ド・ボーヌ プイィ・フュイッセ キュヴェ・フランソワーズ・ポワザール(ジャン=フィリップ・マルシャン) 2004
香りのヴォリュームは1️⃣2️⃣のワインに比べると少ないように感じた。要素は1️⃣2️⃣に加え、焼き栗のような香りが特徴的だった。
味わいの印象も1️⃣2️⃣に比べると、コンパクトにバランス良くまとまっていて、心地よく、滑らかさも感じられた。
4️⃣ ピエール・メナール(カーヴ・デ・コルデリエ) ヴォーヌ・ロマネ 1989
輝き照りのある綺麗なルビー色。エッジ部分の透明感も見てとれた。
香りはとても豊かで芳醇で複雑。赤い果実や小梅、ややドライがかったハーブやフローラルな香り、黒オリーブ、シナモンのようなスパイス香、紅茶、そして、ピノ・ノワールの特徴でもあるなめし革の香り等々。
香りを嗅いでるだけでも心が落ち着き癒される。
芳醇で凝縮感もある一方、華やかでエレガントで優雅さを感じるワインでした。
5️⃣ ロベール・アンポー ポマール 1990
力強いワインを産出すると言われているポマール。香りのヴォリューム、要素、そして、味わいは苦味が突出していて、総じてクローズ状態にあるように思った。本来のポマールの本領発揮とまではいかなかったが、これもまた、熟成ワインの難しさ。そのような事も含めてワインは面白い。
6️⃣ マイヤール・ペール・エ・フィス コルトン・ルナルド GC 2002
熟した赤い果実、甘草、シナモンといったスパイス香、バニラ、ナッツ等の香りに、なめし革のような動物的な香りも加わり、とても豊かで複雑。
味わいは、凝縮した果実味、豊かな酸味は綺麗に溶け込んでいて、タンニンも滑らかで、全体的にバランスがよい。飲み手に寄り添ってくれるような優しさがあり、丸みもあり、ふくよかな女性を想わせるワインでした。
そうそう、つい「女性的なワイン」と表現してしまいましたが、今の時代、固定観念にとらわれたこのような表現は好ましくありませんね。気をつけなければ。
そして、今回、熟成ブルゴーニュワインセミナーに参加したのは、7月に飲んだ「バタール・モンラッシェ フルーロ・ラローズ 2015」が熟成したワインだったのか、それとも、劣化したワインだったのか、という答え探しでもあった。そして、自分の中に腑に落ちた有意義なセミナーでありました。








