同じ家に二世帯住宅で娘夫婦と一緒に暮らしてはいたものの、1人でした。
息子であるオパ(義父)はずっと離れて暮らしてたので、妹家族に父母は任せっきりだったのもあり、妹も病気を患ったため、最期はオパが付きっきりの看病をしてました。
今まで少し呆けは始まっていたものの体調は悪くなく、それでも90歳を超えてからは身体が思うように動かず、周りもどんどん去って行く寂しさからかなり弱ってはきていました。
そんな中8月末に急変し、衰弱から「あともって一週間…」と言われ、急遽ミュンヘンに向かうオパの車に"旦那も乗って行け!!"と押し込んだ私。
まだ私の両親と叔父叔母もドイツにいた時でした。
それから何とか一命は取り留めたけど、衰弱が激しく生きる気力もなくなってるおばあちゃんを約3週間ヘルパーさんと看病したオパ。
迎えられないと思った93歳の誕生日も迎え、その後こちら側(自宅近く)に施設が見つかりおばあちゃんを何時間もかけて、救急車で搬送。
そこにいたから、自宅から車で10分ほどなので緊急時にはかけつけられるし、仕事しながら毎日面会ができた。(もう本人もよく分かってないため、面会に行ってたのはオパとうちの旦那のみ。)
入所して約2週間お世話になった頃に施設で息を引き取りました。
夜中だったため駆けつけたのはオパのみ。
それからみんなでお葬式の日取りなどを考え、決まったのが1カ月後。
ドイツでは土葬が主流でおじいちゃんが亡くなった時は私も土葬を拝見しましたが、今回はミュンヘン近郊のおじいちゃんが睡るお墓に連れて行くため火葬となりました。日本と同じでお墓も維持費や、場所などの問題がから安く済む火葬が増えてるそうです。
そのお葬式が先週末でした。
オパオマ、義兄家族2組と我が家。
総勢16人(車4台)でフランクフルト郊外よりミュンヘン近郊まで南下。
今回はおばあちゃんの兄弟や友達もこの年齢になるともういなく、かなりこじんまりしたお葬式でした。
ひ孫9人も参列したってのもあるかな…