設定:十年後・雲雀(教師)・貴女(生徒) 捏造
雲雀:【 】が、キミの名前だよ
何か、リクエストが、あるなら、いいなよ
キミのお願いなら、聞いてあげるよ
ちなみに、キミからの一言、楽しみにしているからね?
「ひ…雲雀先生…あの…ちょっといいですか…?」
遠慮がちに、私は、声をかける。
相手はあの雲雀先生だ、授業中に寝る者がいたならば
即、トンファーで叩き起こし、ふざける者がいたならば
トンファーで、咬み殺す、という名の制裁を加え
生徒を半殺しにする、とんでもない、先生なのだ。
「何…?」
「あの…何で…他の人たちは、いないんですか?」
春休み補習があると聞いて来たものの、
私と、雲雀先生以外に、誰も応接室にいない。
「僕が、追い出したんだよ」
雲雀先生は、私の質問に、そう答えた。
「な、何でですか?」
一応、聞いたものの、なんとなく返答の予想がつく。
「群れて、やって来たから」
「…そ、そうですか」
予想どおりの答えに、再度、雲雀恭弥という教師に、恐怖を覚える
よく、保護者から苦情がこないな、と思ったことがあるが
苦情がないわけではなく、噂によると、雲雀先生が
この並盛高校を、裏で牛耳っていて、校長が
その苦情の対応にあたってるらしい
一体、雲雀先生は何者なんだろうか?
・
それから、補習を一時間ほど受けて、私は応接室を後にした。
私は、下駄箱につくと後ろに人の気配がして、振り向くとそこには
数人の女子達がいた。
「ねぇ、ちょっと【 】さん、いいかな?」
「用事が、あるんで…すみません」
嫌な予感がして、断ると
「ねぇ、何で、アナタだけ、雲雀先生の補習に出てるのよ?」
嫌な予感が、的中した
「普通に、補習に出ただけですが?」
(もしかして、追い出された生徒ってこの人達?)
「嘘つき、どんな手を使ったのよ!」
「いえ、あの、私は、ただ補習を受けてただけですよ?」
(かってに嫉妬して、激怒する女子…これだから、群れる女子は…って
雲雀先生みたいな、事を言ってるし)
「知らないみたいだから、教えるけど、雲雀先生と二人きりにならないのが、決まりなの」
「そんな法律ありましたか?」
皮肉をこめて、(雲雀先生のファンクラブの子たち)?に、言った。
「はァ?、喧嘩…売ってるの」
当然相手は、怒り出した。(怒らせた。)
「…帰っていいですか?」
おとなしく、帰らせてくれるはずないが、一応、聞いてみる。
「馬鹿にしているのかしら…?」
青筋たてそうなぐらい、苛立っている。
「別に…馬鹿にしてませんよ、あのそこを退いて貰えませんか?」
私の行く手をふさぐ、邪魔な女子にそう言った。
【 バシッ 】
「調子こいてんじゃないわよ!!」
頬を、ビンタした女子は、そう言った。
「はぁ…あの…痛いんですけど?」
頬を、さすりながら、言い返す。
「君たち、何してるの?」
丁度いいタイミングで、元凶がやってきたかと思ったら、
女子達は、一目散に逃げ出した。
「ワォ、逃げ足だけは、速いね」
「私は、関係ないんで…【ガシッ】…え?」
これ以上、面倒に関わり合いたくなくて、逃走を試みたが、断念した。
「何、いじめれてるの…咬み殺すよ」
そう言って、トンファーを、向けられる。
「いじめられちゃいけないんですか?」
「君、マゾヒスト(M)なの?」
「違います、あの帰らせてください…」
病院送りだけは、なんとしても避けたい。
「僕の前で、いじめられていた罰として、明日十時までに
応接室にきなよ…来ないと咬み殺すから」
今日は、私の厄日だったようだ。
【次の日】
「雲雀先生…いますか?」
私は、約束どおり応接室にやってきた、
ふと、ソファを見ると、雲雀先生が寝ていた。
(綺麗な顔してる…女子に人気があるわけだ、性格は別として…)
「ヒバリッ、ヒバリッ!」
黄色い鳥が、雲雀先生の頭の上に、フカッとのると
煩わしそうに、雲雀先生が、目を覚ました。
「…君…来てたんだ」
覚醒しているかしていないかの声でそう言った、
寝起きだからか、少し機嫌が悪そうだ。
「よ…用事は、なんですか?」
「そこの書類の整理して」
(というか、何で、私…なんですか、
普通、苛めた相手にさせるべきでしょ?)
口答えしても、どうせ病院送りになるだけだと、思って
仕方なく、私は、仕事を承諾した。
「これは、どうすればいいんですか?」
「適当に判子、押して」
「はい、わかりました」
資料に目を通すと、何故か並盛病院の…(見なかったことにしょう)
そして一時間くらい、延々と資料に判子を押すが、さすがに疲れてきた。
「ち…ちょっと休んでいいですか?」
「…いいよ」
意外とあっさり、お許しがでた。
「はぁ…」
大きなため息を、吐いた。
「カミコロスッ!、カミコロスッ!」
そう言って、黄色い鳥は、私の頭の上に乗ってきた。
「か…可愛い…///」
「君でも、女子らしい処が、あるんだね」
「確かに…って、私そこまで…雲雀先生の恨み買う事しましたか?」
「事実をのべただけだよ」
「…帰っていいですか?」
イラついてきた、久々に、ぶちギレそうになる。
「それ、終わったらね」
「私じゃなく、昨日の女子に雑用させてくださいよ」
「うるさい…僕に口答えするな」
「うるさい…なんて、こっちの台詞だッ、この横暴教師!」
「へぇ、猫かぶりで、優等生のふりしてたの?」
蔑むように、言われ頭にきた私は、応接室を出ようとした。
「何、帰ろうとしてんの、キミ?」
喉元に、トンファーをあてられる。
「ああぁ、もうあの女子ら、許すまじ!、
こんな性悪のどこがいいんだッ!」
「…君、咬み殺されたいの?」
病院送り上等で、反抗する。
「クス…クス…面白いね【 】」
何を思ったのか、笑われた。
「な…何、笑っているんですか…///」
笑っている、雲雀先生に、不本意ながら
内心ドキッとした。
「特別に、今日は、もう帰っていいよ」
「…今日はもうって、明日は?」
「明日から、毎日ここに、来なよ」
さも、当たり前のことのように言う
そんな僕様、横暴教師に、私は、気に入られてしまったようだ
私も、あながち嫌でもなく
「嫌ですよ…何か奢ってくれるなら、いいですけど」
「お茶菓子ぐらいなら、ださせるよ」
そう言うことで、
【次の日】
「起きてますか…雲雀先生?」
応接室の扉をあけ、まず最初に発したのは
そんな言葉だった
「いつも、寝ているわけじゃない…よ」
少し、寝起きに見えるのは気のせいだと言う事にしよう。
「今日も、判子を押せばいいんですか?」
「昨日の分、終わらせたら冷蔵庫にあるケーキ食べていいよ」
「マジですかッ!」
「甘い物、好きなの?」
「はいっ、甘ぃ、甘いケーキが、大好きですっ♪」
それから、張り切って、仕事をすると30分程度で、終わらせた
「食い意地がはってるね」
そう言われながらも、冷蔵庫を開ける
「ラ・ナミモリーヌのショートケーキだぁ、雲雀先生大好きぃ❤」
「たかが、ケーキで凄く幸せそうだね」
「私が、好きなことは、食べることと寝ることですから!」
「色気ないね」
「そうですねー美味しい♪」
もぐもぐと、ケーキを口に運ぶ
「ねぇ、ついてるよ…クリーム」
そう言って、
【 ペロッ 】
頬っぺたを、なな、舐められた
「な、ななにしてッ…///」
「味見だよ」
悪びれる様子もなく、そう言った。
「せ、セクハラっですっ…///」
「キミでも、そんなこと気にするんだ?」
「気にしますよ、な舐めるなんて可笑しいですっ…///」
「顔真っ赤だよ、クス…ク…ス…?」
「男性に免疫がないんですッ…///」
「キミ、高校生にもなって…キスもしたこともないの?」
「ないですよ…ひ…雲雀先生は、高校生までにキスした事あったんですか?」
「そうだね、知りたいかい?」
ニヤッと、思わせぶりの笑みを、浮かべる
「雲雀先生…変態だから、キスもそれ以上の経験もありそうですね」
「へぇ…僕が変態だって?」
「だって、クリーム舐めたじゃないですか、
世間ではセクハラ、変態ですよっ?」
「そうだね、キミ限定の変態かもね」
「ど…どうして限定なんですか…?」
言葉の意味が理解できずに、聞き返す
「わからないの、僕がここまでして?」
そう言って、耳元で囁く
『僕が、好きな子…以外と、群れるはずないでしょ?」
そんな、【甘い囁き】
