みなさん、こんにちはガーベラ
三宅あみ です流れ星



先日の私の誕生日…
実は仕事の準備に追われて
すっかり意識の外にあったのですがアセアセ
前日に思い出しました! 笑


というのも、
今月のまち歩きのテーマは「和菓子の歴史」
訪れる予定の赤坂とらやさんに
に下見に行ったところ
「嘉祥菓子」が売っていたのですラブ




嘉祥というのは、平安時代から江戸時代まで
行われていた節句のひとつで、
お菓子が主役なのです上差し

江戸城では将軍様から
数種類の御菓子を賜る儀式が行われ
頂いた大名は遠く国許にまでその菓子を送り
家臣にも細かく分けて皆で食したといいます。
庶民の間でもお菓子を食べる日と
認識されていましたお団子



今は失われてしまった節句ですが
徳川家の産土神である日枝神社では
神事が受け継がれ
和菓子の振舞いも行われていますよ!

そして、とらやさんでも
今ではほとんど口にすることのできない
嘉祥のお菓子を  6/16限定でスター
手に入れることができるのですおねがい
(予約の受け取りはもう少し期間に
 余裕があります。店頭販売は6/16のみ!)



とらやさんは禁裏御用を務めたお店なので
実際に幕末、宮中に納めていた
7種類の御菓子を販売…
つまり宮中で食べられていたお菓子を
食べてみることができるわけですラブラブ
しかも、嘉祥の儀式に登場する御菓子は
江戸時代すでに一般的でなくなっていた
「唐菓子」という遣唐使がもたらした
菓子を基本としていました。
上菓子が発生するはるか以前の素朴な菓子…
そんなの食べてみたいじゃないですかラブキラキラ

どんな味や食感なのか!?
とらやさんの嘉祥菓子が
唐菓子に近いのだとしたら、
遣唐使時代の菓子を体験することができる!?

¥4,000くらいするのですが
そんなの即決です!!
下見のご挨拶より前に
(なくなってはいけないと 笑)
大事に抱えてレジに並んでいたところ
私のワクワク具体にとらやの店員さんの方が
たじろいでいました爆笑アセアセ



で。なぜ誕生日を思い出したのかというと
嘉祥の日は、私の誕生日の前日だからですてへぺろ

今年はバースデーケーキではなく
バースデー和菓子を堪能したのでしたお団子飛び出すハート



気になるお味は…
さすがとらやさん!
普段は店頭に並ばないような素朴な菓子も
しっかり美味しいですね。
少し現代に合うような工夫も
見えないところでされているのかもスター


(3時の位置から半時計まわりに…)

・ほのかに甘くねっとりした
   湿粉?でできた「武蔵野」「源氏籬」
・求肥に胡麻をまぶした「浅路飴」
・白味噌の甘みが優しい
   お煎餅のような「味噌松風」
・もち米の食感がアクセントになる
   白餡入りの餅菓子「伊賀餅」
・落雁に飴餡が入った「豊岡の里」は
   菓祖田道間守命を祀る中嶋神社のある
   豊岡(兵庫県)にちなんだ菓銘
   これは甘みがかなり強く、きっと江戸時代
   までの人が食べたら驚くほど贅沢な品!
・御膳餡が入った外郎の「桔梗餅」
   これは中でも絶品でした!
   外郎の中に餡が入っているお菓子なんて
   初めて食べましたし、もっちりとした
   外郎が美味しい!
   そしてこの餡の風味が最高に美味しい!
   と思ったややはり御膳餡だったのですね!



どれも美味しくて、豊かな時間を
もたらしてくれるお菓子でしたキラキラ
また来年も買いに行かなきゃウインク飛び出すハート

そしてまた来年も
嘉祥を思い出す→誕生日を思い出す
ということになりそうです爆笑さくらんぼ