みなさん、こんばんはガーベラ

三宅あみ です流れ星




今月の「お江戸てくてく探検隊!」は

神田上水を辿るシリーズの3回目スター

富士見ヶ丘〜高井戸〜浜田山でした。



まずは神田上水から少し離れて

来年100周年を迎える「浴風会」へ!

大正末期の名建築で、ロケにも利用される

"浴風会本館" を見学ですおねがい

内田祥三が安田講堂を手がける前に設計した

本館は安田講堂の原型といっていいでしょう!

北側と南側で印象の異なる本館。

それと対をなす礼拝堂。

今まさにこの時期の建物は

建替えの岐路に立たされていますし、

暗い色のスクラッチタイルは珍しいびっくり

目的に合わせた工夫も面白く

貴重な見学となりましたラブラブ




そして、高井戸を代表する

高井戸第六天神社や高井戸不動尊吉祥院で

村の信仰を辿ります。





今回のおやつタイムは

小さな洋菓子屋さんと高井戸せんべい🍘

数々のお煎餅を食べてきた私も推す

高井戸せんべいさんは、

美味しいだけでなくサービス精神に溢れ

人数分のおまけをしてくださいました爆笑飛び出すハート



サービスのお煎餅を配っているところてへぺろ




そして、こんなに駅近な場所に現れる!

広大な栗林びっくりキラキラ

所有されているのは "内藤" さんなのですが

高井戸周辺は内藤家が大地主ということで

その後見学した "東京ごみ戦争" の歴史でも

内藤さんはキーマンです流れ星




東京ごみ戦争について学ぶことができるのは

杉並区の清掃工場。

この工場建設にあたって、高井戸市民は

9年にわたる反対運動を繰り広げました。

当時、高度経済成長期にあった東京では

ゴミの急増によって埋立地夢の島が

一杯になってしまいそうでしたアセアセ

加えて夢の島を抱える江東区では

汚水・悪臭・ハエの異常増殖に苦しんでおり

東京都は自区での処理施設建設を進めます。

ただ、高井戸市民にとっては寝耳に水。

反対運動は高まりを見せ、

測量職員を妨害する見張小屋も建てられ

一丸となって行政への訴えを行っていました。

しかし、江東区民の窮状も理解できる。

ということで、徹底した公害対策、

住民環境の保全を条件として和解。

9年に渡る協議に終止符が打たれました。


この歴史を学ぶことで、一人一人が

ゴミを減らす意識を持たねばならない

ということをあらためて感じましたし、

きっとここで声を上げなければ

ここまで配慮した清掃工場は

できなかったはずですから、

言われるがままに諦めるのではなく

"当事者として声を上げることの大切さ"

というものを学ぶことができました。







つづく…