もうどこまでサボったのかわからないので(笑)、とりあえず今日も2枚行きましょうか!

華咲け!ノベリスト・ライター@あみのよくばりカラフルDAYS

現状を客観的に捉えたあとの発展である「CUP 8」
正位置では興味を失う、大切なものが変わる、失恋、新たな始まりなど、違う道が示されます。
逆位置ではよくないことの終わり、新たな出会いなどですが、やはり現状からの興味は失われるという意味になります。

ライダー版ではどのカップを選ぼうかと迷っていた男性が、どれも選ばずにその場をあとにしています。
きっと置かれたカップの中には、彼の気持ちを引きとめるものがなかったのでしょう。
失意の中で彼は新たな道を探し始めるのです。
アールヌーヴォー版では迷いの表情を浮かべた女性が、低く切られた柱に座るように寄りかかっています。
これから立ち上がって歩き出すのか、それともここに留まって新しい出会いが偶然通りかかるのを待つのか…どちらともつかずに、優柔不断に決定を先延ばしにしているようにも見えます。


華咲け!ノベリスト・ライター@あみのよくばりカラフルDAYS

新たな道を選択した結果…?感情の溢れから始まった旅の、いちおうの終点にもなる「CUP 9」です。
正位置では物質的、そして肉体的な満足、満ち足りる…ですが、逆位置ではその満ち足りた状態によって快楽に溺れる、暴飲暴食や恵まれすぎたためにダメになるという解釈になります。
なにごともホドホドに…という忠告を与えてくれるカードです。

ライダー版では商人になった男性が腕を組み、満足げに笑っています。
彼の後ろにあるカップは満たされ、富を象徴しています。
ついに彼は「成功した」のです。
精神的満足だけでなく、物理的満足は痩せ衰えていた彼をふっくらと健康にし、なにものにも揺るがない自信を感じさせます。
アールヌーヴォー版では自分を象ったのか、女性の胸像を愛でる女性が描かれています。
数枚の例外を除き、ほとんどのカードが茶色や黄色を基調とした落ち着いた…あるいは「枯れた」カードでしたが、彼女の周りには青々とした緑が溢れ、豊かな色彩は、まるでモノクロだった世界をフルカラーの素晴らしい世界に変えたようです。
彼女自身の得た経験や知識が彼女の自信を取り戻したとも言えるでしょう。


さて…
これで明日は小アルカナの数字カードの完成「10」になります。
このカードからはまた1枚ずつ並べて見てみましょう。
そして…お気づきかと思いますが、ほんとに「女性」しか出てきませんね、アールヌーヴォー(笑)
CUPの次はいったいなんのスートだったかな…そちらも女性登場回数を数えてみてください。


…いや、男性を数えたほうが早いかな(笑)





illustrated by AkihisaSawada