今から8年前の2009年、
日本から遠く離れた西アフリカの
ブルキナファソという国へ渡り、
それから約2年間
中学・高校の体育の教師として
活動をしていました。
体育といっても 日本と違って
グランドが整備されてるわけでもなく
用具がそろっているわけでもなく
体育館があるわけでもなく…
石がゴロゴロと転がっているグランドで
走るか跳ぶか投げるかというかんじでした
一クラス60〜100人くらい生徒がいて
言葉(フランス語)もまだ上手に話せない
私は身振り手振りでなんとか かんとか〜...
整列も全くできず、
最初はわたしを取り囲むように
集まってくるだけ。
授業をはじめる前に
整列して 出欠をとるところからでしたが
それだけで授業のほとんどの時間が〜…
気候も文化も言葉も習慣も
違う国で何かをするのは
本当に本当に大変なことで
毎日が必死で
毎日が一生懸命で。
肌の色が違ってバカにされたり
女性だからって軽くあしらわれたり
何度も 涙をこぼし くじけそうになり
投げ出したくなり 日本に帰りたくなったけど
今となってはすべて 最高の経験！と言えます
服も穴があいてボロボロだったり
学校に通うことすら出来ない子や
病気で命を落としてしまう子が
この国にはまだまだたくさんいて
自分の悩みなんて
とてもちっぽけでした。
日本とか違う価値観でみんな生活していて
『幸せとか何か？』すごく考えさせられました
この国の人たちの
生きることに前向きな姿勢に
どこまでも明るく優しい姿に
何度も何度も励まされ、
自分が今できること
自分が今やれること
自分が今やりたいことを
背伸びせずに少しずつやっていこう
と思えました！
みんなの楽しそうな姿が
みんなの生き生きした姿が
原動力となっていきました
グランドに羊や牛の群れがやってくるって
日本ではギャグだと笑われちゃう話だけど笑
そうそう！
わたしの現地での楽しみと言えば
夕方近所のみんなでサッカーすること！
男子に混ざってよくやってたな〜笑
8年経った今でも出逢った人たちのことを
思い出しては無性に会いたくなります
地球の裏側に友達がいるって
それだけで世界が身近に思えるし、
世界が平和で豊かであってほしい
と心から思う！
どんなに困難なことも
大変なことも 辛いことも
逃げ出したくなるようなことも
乗り越えた時にはすべて
自分を成長させてくれた最高の経験
としてありがたいなぁと思えるもの
ですね〜
小さいことでクヨクヨしたり
落ち込んだり へこんだりすることも
あるけれど、それもすべて良しっ！
そうやって前に進んでいこうと思います
そして
自分のできることを
自分のやりたいことを
これからもやっていきます