③ MSI検査の申請
造影エコー検査で肝臓への転移疑いの所見が出てから
新たな治療方法の選択肢として
免疫チェックポイント阻害薬である新薬のキイトルーダの使用可能性を探る事にしています
キイトルーダはこれまで膵癌は適応になっていませんでしたが、2018年12月21日から“一定の条件下では適応”となりました
その条件を満たすかどうかは、MSI検査(マイクロサテライト不安定検査)でがん組織のDNAを調べ、MSI-Highかどうか判定する必要があります。
MSI-Highが陽性であれば“MSI-High固形がん”となり、キイトルーダが使えますが陰性であれば適応外となります
確率は1~2%だそうです
なかなかの確立ですが、0%ではないのでMSI検査をしてみる価値はありとの判断になりました
検査せずにモヤモヤしているより、検査すれば次に何をすべきか見えてくる事もあるので
2月22日の診察時には
検査には癌細胞の検体が必要ですが
7月末に採取しているのでそれでOK
という事になっていました
がしかし
3月1日の診察時に
検査申請準備を進めていた所、検体の細胞の量が足りない事がわかりました
なので、今回の入院中に癌細胞を改めて採取します
とI先生
検査を早急に進めるんじゃ無かったんかーい!?
とも思いましたが
よく考えたら採取のタイミングは今回入院時が効率良いですね
採取の仕方は、前回のように内視鏡を入れて針を刺す方法ですか?
と聞いたところ
今回は肝臓に外から針を刺して採取します
肝臓への針刺しでの採取の方がやり易いそうです
そうかぁ
転移しているおかげでやり易い方法で採取できるのか~
良かった良かった
いやいや全然良くないし!
と一人ボケ突っ込みしてました
今回の入院で検体採取の手術が追加になったことで
3月1日の午前中に
追加でレントゲンと心電図の検査もおこないました
手術のための前検査です
予定外の診察追加、検査追加でバタバタです