仏検準二級 二次試験受験報告 | フランス語と英語

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一緒に楽しく勉強しましょう(^o^)

2011年1月23日、仏検準ニ級の二次試験を受けてきました!

受験票には『09:50集合、受付は集合時間5分前から』と書いてあり、試験開始時間の記載はなし。これは「5分前~集合時間ぴったりに来てね」ということでしょうか。こんな分単位の正確さを求めるとはフランスの文化らしくないのでは。


英検の二次試験では基本的に早く着いた人が早く受験できたので、当時は集合時間の30分前くらいには会場に行き、教室で待機していました。

今回、5分前からしか中に入れないのでは、外で待つということ?

様々考えて、集合時間に現地入りすることにしました。会場は九段下の暁星高校。

学校入口のガードマンさんに案内され、会場の建物2階に9:49に着。

係の方に「9:50の方ですか?」と聞かれ、集合場所の教室へ。ちょうど座っている方々が立ち上がり移動し始めた時でした。受験票を見せると面接会場の部屋番号の書かれたカードを渡されて、即「今から移動です。どうぞ」と。

それはびっくり。
すぐに試験?

部屋を出ると、受付の係の方が入り口にある【09:50】という紙をはがしていました。その下には【09:56】の紙が。6分おきに集合時間が指定されているのでしょうか。受験票に【集合時間09:56】と書かれていたら、驚きですね。


私のカードに書かれた教室の番号は18番。4階に上がると、各教室のドアに番号が貼られていました。そして各教室のドアの前に受付の人が座っている。

受験票を見せると「試験は10時ちょうどからです」と告げられました。どうやら最初の回だったようです。待つこと5分。10:00に入室。教室の中には初老の紳士(日本人試験官)が一人座っていました。

会話や説明は全て日本語。流れは受験票に書かれていた通り。まずはカードの黙読とイラストの確認。

イラストには晴れた日に芝生の上で数名の男女がイスに座り音楽を聞いている様子が描かれていました。妙に目立ったのはギラギラの太陽と犬を連れた子ども。


続いて音読。細かくは覚えていませんが、簡単に書くと

「フランスでは、多くの人が音楽を愛しています。公園や教会でも音楽会が開かれます。それらはたいてい無料です」

という内容でした。

En France, beaucoup de gens aiment la musique.
→entを発音しないのがポイントだと思った。

dans le jardin et dans église
→dans église がリエゾン(liaison)するのがポイントだと思った。

gratuit: 無料
→文章の一番最後の単語でした。英語のgratuitousを知っていたおかげで助かりました。


つづいて質問5題

Question 1: 多くのフランス人は何を愛していますか?

Question 2: どこで音楽会が開かれますか?

Question 3: 全くわかりませんでした。

Question 4: 全くわかりませんでした。accoterという単語が聞こえてきたきがします。違う単語だったのかもしれませんが、とりあえず調べたら、accoterは「寄りかからせる」という意味だそうです。

Question 5: Quel temps fait-il?

Question 5は、ちょうど前日に問題集で同じ問題があり、練習していたので、すぐに答えられました。

Quel temps fait-il?
天気はどうですか?

If fait beau.
良い天気です。


ちなみにその問題集は『仏検合格のための傾向と対策準2級』です。仏検の準備を開始した10月に『楽勝!仏検準2級合格講座』とあわせて購入しました。『楽勝!仏検準2級合格講座』は解説が非常に詳しく、『仏検合格のための傾向と対策準2級』は問題が多いです。


以上で試験は終了。10:15には九段下駅に戻り、その30分後には地元の白金高輪駅に戻れました。9:10に家を出たので、2時間もかからなかった、というわけです。

合格点の情報や採点基準がわかりませんが、6~7割くらいなのでしょうか。

早く帰れたので、ランチ前に、ゆっくりとバラの香りのお風呂に入りました。お疲れさまでした。


[追記]
合格点に関してアテネフランセの先生に聞いてみたら、二次試験の合格率はかなり高いようで、よっぽどできなかった場合以外は合格とのこと。