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GGAGのブログ

欧州製ハイエンドギター・ベースの国内輸入元ノイベラックスと直営店アムグリフブレットの公式ブログです。楽器の紹介、楽器工房訪問レポートなどを書いています。

メタルの聖地フィンランドからRuokangas Guitars発のルックス、サウンド共にHR/HM、ハードフュージョン系ギタリストの要求にこたえるギター、Hellcat Classicが入荷しました!

Ruokangas Guitarsはフィンランドを代表し、北欧随一のマスタールシアーとしてヨーロッパだけでなくアメリカでも成功を収めているブランドです。モダンとトラディショナルを高い次元で融合させたデザインと、熟練のクラフトマンによる昔ながらの製法、北欧材を用いることで実現した豊かなトーンが魅力的な楽器を作っています。

Hellcatはルックス、サウンド共にHR/HM、ハードフュージョン系ギタリストの要求にこたえるギターです。
Stratovariusのギタリスト兼プロデューサーであるMatias Kupiainen(マティアス・クピアイネン)のシグネチャーモデルもHellcatをベースにしています。

24フレットのネック、2ハムバッカー、瞬時に音色切り替えが可能なシンプルなコントロール、フロイドローズトレモロ搭載というライブユースを考えた仕様です。

ボディーにはフィンランド産アルダー、ネックにはメイプルを用い、ボディーとネックはボルトオン・ジョイントされています。ボディーとネックのジョイント部はボディーバックに段差をつけたリセス加工を施すことでネックのハイポジションでも演奏性を向上させています。ボディー材とネック材は木材を熱処理することで耐久性と音響特性を向上させるサーモ処理が施されています。

フィニッシュは薬草酒アブサンにインスパイアされたBad Absinthe。

指板は硬質さと大理石のような美しい見た目を備えたマーブルエボニーを採用し、ヘッドストックとP.U.カバーにもマッチングさせています。ハードウェアカラーはゴールドで洗練された個性を感じさせるルックスに仕上がっています。

P.U.は2025年に新たに開発されたオリジナルハムバッカー、VainoとAinoを採用しています。
サウンドはルオカンガスギターの作品全てに共通する、サステインの途中で倍音が乗ってくる美しいトーンが特徴です。過剰に突出した音域がないため、アンプやエフェクターでの音作りがしやすいです。

音色はコンセプト通りのオールマイティーです。HSHレイアウトのP.U.と5wayのセレクターにより用途を選びません。
ハイゲインサウンドでのリフワークとリードプレイのどちらでも「美しい!」と感じていただける音に仕上がっています。また、クリスタルクリーントーンによるカッティングでもパーカッシブなニュアンスの出しやすいです。

オールマイティーな1台としても大推薦の逸品です!

Body: Alder
Neck: Maple, 42mm Fast C shape
Fretboard: East Indian Rosewood, 24F,
P.U.: Ruokangas/Vaino&Aino set
Bridge: Gotoh/GE1995T tremolo,
Finish: Highgloss, Bad Absinthe
Control : 1 Volume, 5Way P.U. selector,