Keyztone Exchanger ProでシュミレートできるP.U.の種類は8種類。
それぞれどのようなサウンドになるか、ギタリスト鈴木悠介氏の演奏と共に紹介します。
ギターはSoultool Customized Guitarsによるシグネチャーモデル、PN-24 Yusuke modelです。
ヴィンテージタイプというよりは現代的でありつつも、ハイゲインではないハムバッキングP.U.が搭載されています。
アンプはKoch/Twintoneのクリーンチャンネルを使い、Exchanger Proのレベルやトーンの補正は行っていません。
こちらのデモ演奏ではハムバッキングP.U.からシングルコイルP.U.サウンドへの変換を紹介しています。
-Classic Single Coil
正統派シングルコイルのサウンドを目指しています。
元のサウンドと比べると中音域が減り、透明感のあるサウンドに変化しました。
ピッキングのアタック感やコンプレッションのかかり方も変わったことがわかります。
-Vintage Single Coil
Classic Single Coilと比べると出力はやや落ち、低音域の出方が変わりました。
チャキっとしたクリスピーなサウンドでカッティングやブルージーなオーバードライブサウンドに合います。
Tweakコントロールで補正してアコースティックギター風のサウンドにしても良いでしょう。
-Hotrails
ブレードタイプのポールピースを持つシングルコイル、もしくはシングルコイルサイズのハムバッカーのサウンドを模しています。
前の2つと比べると出力は大きく、ローミッドが良く出る代わりに超低域(レゾナンス)は減った印象です。
ハイミッドにも特徴があるのでソロや単音リフで活躍するでしょう。
-Rockabilly
グレッチ社の名P.U.、フォルタートロン/ダイナソニックタイプのサウンドを模しています。
低音域のまとまりとClassic Single CoilやVintage Single Coilとは違う種類の透明感のある澄んだサウンドになりました。
コンプレッションはやや強めに感じられます。
-P90
歯切れの良さと、太く甘いトーンのバランスに優れたP-90のサウンドです。
その個性をよく掴んだサウンドに変化しました。
これらの特徴を元にLevelコントロールとTweakコントロールで音を作り込み、プリセットすることができます。
音の入り口であるP.U.の特性は音作りの根本的なところですので、そこにバリエーションを持たせることができるKeyztone/Exchanger Proはギタリスト のサウンドをより豊かで個性的なものにしてくれるアイテムです!
