Cuntz Guitars/CWG23s Muving Custom | GGAGのブログ

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欧州製ハイエンドギター・ベースの国内輸入元ノイベラックスと直営店アムグリフブレットの公式ブログです。楽器の紹介、楽器工房訪問レポートなどを書いています。

弾き心地、音色ともに優れた特徴を持つクンツギターですが、特にボディーサイド&バックにMuving(ムーヴィン、モビンギ)を使用したモデルはCuntz Guitarsの最も象徴的な楽器だと言えます。

メイプルのような美しい木目を持ちながら、メイプルとは異なる音響特性を持っています。
例えて言うのであれば、メイプルの持つ高音域とレスポンスの速さと、マホガニーの持つふくよかさを絶妙なバランスで持っています。


Petteri Sariora、Mike Dawesらスラム奏法を多用する新世代フィンガーピッカー達の求めるトーンを備えています。

今回入荷したばかりの本機、Customモデルはボディー全体をハイグロスフィニッシュにしたMuving仕様の最上位機種です。
グランドピアノを思わせるレンジの広いトーンとモビンギ材ならではのレスポンスの速さ、サステインはCuntz Guitarsの代名詞だと言えます。

なお、本機は2017年にドイツを訪れた際に選定したハイグレードのベアクロウ・スプルースをトップに採用した通常のCustomモデル以上の仕様になっています。


低音から高音まで均整の取れたサウンドと高い演奏性を備えたネックはジャンルや奏法を問わず、オールラウンドに使える1本としてどなたにもお薦めできる逸品です。

【Specifications】
Body side&back: ムーヴィン(
Body top: シトカ・スプルース(ベアクロウ)
Neck: マホガニー1P
Fretboard: エボニー、コア・バインディング付
Headstock: エボニー、コア・バインディング付
備考:14フレットジョイント、22F、ネックスケール650mm
    HISCOXハードケース付属