『八日目の蝉』 角田光代著
蝉は寿命7日で亡くなる。8日目は・・

雌は八日目以降も産卵の為に生きます。
「どうして誘拐?」「どうするの?」なんて気持ちで読み始めました。

 


赤ちゃんに会うだけのはずが・・誘拐・・

交番に自首できなかった。小説ですねぇ~。
不倫相手の子供、主人公希和子

誘拐は犯罪悪い事に決まっていますが

薫がいなければ生きてゆくことができなかった?
中絶で子供が産めなくなった希和子が子育ての喜びを知り

いつか終わる事は承知覚悟していたでしょう。
7日間・・大切に1日1日を過ごす。


 

地上で僅か1週間しか生きられない蝉が八日目まで生きたら・・
逮捕され薫と会えなくなった以後

孤独だったが、短い命の限り

素晴らしい体験景色が見られたと伝えたかったのでしょう?

 

ドラマ・映画にもなっていますね。

日本映画ほぼ見ませんし、小説読んでから映画見ようとしません。

 

小説には、愛人・不倫・離婚・育ての親・失踪・貧困など問題提起

何か起きないとストーリーが・・です。

誘拐 とんでもなくいけませんヨ。

角田光代さん 『対岸の彼女』以来 2冊目です。
これから梅雨をむかえます。

7月末から蝉が元気よく7日間 7日間 7日間でしょう。

何年も地中にいて、元気よく鳴き、次世代に・・

蝉は、元気よくないて、次世代継承だけで7日間

慌ただしく 恋する時間足りていない?

実際には、もう少し長生きする場合もあるようですね。

木の幹樹皮に卵として定着し、地面に落ち、地中から地下に

5~7年? 硬い土を破って地表に出てくる

ところは見たことないですが・・早朝?