坂の上の赤い屋根』 真梨幸子著 イヤミス凄いですね。

北海道で30年近く前に起きた

娘が恋人と共謀して両親を殺害した事件が

ずっと気になっていてそれをモチーフにしての執筆のようです。

 

坂の上頂上あたりの家  谷底駅前の家

違いがある場合もあるのでしょう。

芦屋マダムは坂の上の豪邸が多いのでしょうか?

〇崎駅近くとは違う場合も??

 

 

「文京区両親強盗殺人事件」という事件を設定。

事件判決後18年、事件を元にした小説が週刊誌「トドロキ」で

連載されることになった・・という設定です。

開業医青田夫妻娘が国立大付属小学校に受験失敗から・・奈落が始まる。

医師両親をメッタ刺し殺害、コンクリート詰め・・

犯人である娘の青田彩也子、ホストからの恋人の大渕秀行。

 

法廷画家の鈴木礼子、編集者の橋本凉も生い立ちに問題を抱えている。

カリスマ編集長・女帝笠原智子 ありがちな高飛車です。
大渕のパトロン・フリーライター市川聖子 坂の上の隣人

小椋沙奈イイダチヨは控えめに・・ 

実際の事件でもありました子供への執拗な期待

過度な教育の押し付け 片方の子供だけを可愛がる

教室内派閥イジメ 雑誌販売の為、自身の出世、お金儲けには・・

 

 

刑務所の中 いろんな設定がなされていますね。

『6月31日の同窓会』も良かったですが

さらに複雑いい感じの終わり方でしょう。

『アルテーミスの采配』も中途読み。

次はちょと楽しい小説にしましょう(笑)

 

『カラスの親指』 道尾秀介著もいいです。