先日ブログで紹介させて頂いた、ゲルソン療法

星野先生は実施する時間がないので省略されたとのことです。

ゲルソン博士は著書の『ガン食事療法全書』の中で、「コーヒー涜腸はガン治療に絶対不可欠」

と述べています。


 ゲルソン博士がドイツからニューヨークヘ渡られ、ゲルソン療法でガン患者の治療を始めたころ、ガンは消えたけれど肝性昏腫(肝不全による重度の意識障害)で亡くなる人が何人も続いたようです。つまり、肝臓が全く機能しなくなり死亡するのです。

 博士はその理由をこう考えました。「ガン細胞が死滅するとき、ガン細胞から大量の老廃物や有害物質が出る。それを肝臓が分解処理(解毒)しきれない(処理が追いつかない)ため、肝臓が機能しなくなって肝不全で亡くなった」と。
 体の中の老廃物や有害物質は、肝臓から分泌される胆汁酸が処理分解します。博士は、肝臓からの胆汁酸の分泌を促す方法として、コーヒー洗腸を行うようになったようです。

紅茶は? 他のポリフェノールを含むものは? 試みられ、コーヒーに辿り着いたのかも知れませんが解りません。


博士は、コーヒー涜腸が作用する詳しいメカニズムは語っていません。しかし、臨床経験から、肝臓を守るために不可欠のもの(方法)として勧めています。そのメカニズムは、コーヒーのカフェインによって大腸の粘膜が刺激され、それによって肝臓が刺激されて門脈が広がり、さらにその刺激で胆管が拡大し、胆汁の分泌が促進されるようです。胆汁は脂肪やコレステロール、老廃物や有害物質の分解、排泄を促進させます。
 コーヒー洸腸にはまた、鎮痛作用があると.. しかし、メカニズムについては詳しいことはわかっていないという事です。

ゲルソン博士は、ガンは代謝障害・栄養障害だと述べています。
野菜のもつ栄養素補酵素効果、ファイトケミカルとしての効果も期待されているようです。
「野菜は抗がん剤」だと。


正常分子栄養学の森山先生は、ビタミンB17はがん細胞を叩く為のビタミン、梅、桃、杏、リンゴの種やビワの葉や種や玄米などに含まれているB17は、ガンに効くそうです。