グルタミナーゼ阻害、、老化細胞を除去、、発がん予防に、、 | 生化学のお勉強を❤️異形成を治すこと!開業医あきら 美味しいミシュラン カフェ☕️、まさか末期がん、自分が頚部郭清 しちゃったよ!

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病気ごとに異なる治療から、加齢性疾患を一網打尽にする治療へ

 中西氏らはGLS1阻害剤を老齢マウスや肥満モデルマウスに投与する実験を行った。するとさまざまな臓器、組織で老化細胞の選択的な除去が起き、その結果、加齢によって引き起こされるさまざまな症状が改善したり、緩和されたりすることが分かった。具体的に言うと、腎臓の糸球体の硬化、肺の線維化、肝臓の炎症性細胞の浸潤、筋量の低下、脂肪の萎縮による代謝異常、肥満性糖尿病、動脈硬化、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)症状などが改善したのだ。

 「GLS1阻害剤によって、年を取って硬化していたマウスの腎臓の糸球体の状態が改善しました。これは非常に大きなインパクトがあることだと思います。予防的な効果だけではなく、加齢疾患の改善、ある種の若返りの効果も期待できるのです」(中西氏)。マウスの実験では、GLS1阻害剤の投与によって、腎臓の状態を示す血清クレアチニン値も改善することが分かっている。

 「II型糖尿病や動脈硬化などの加齢性疾患は、単一の原因、つまり老化細胞によって起きている可能性が最近の研究で強く示唆されています。これまでの医療では、病気ごと臓器ごとに異なる治療をしてきました。しかし同じ原因が根本にあるのであれば、そこを叩けば、単一の治療法で多くの疾患を防ぐ、あるいは治療ができる可能があります」と中西氏は語る。つまり、老化細胞を除去することで、さまざまな加齢性疾患を一網打尽にして治療できる可能性があるのだ。

老化細胞の除去は、認知症治療にも期待

 老化細胞の除去は、認知症の治療にもつながる可能性がある。2018年にNature誌で発表された論文(Nature. 2018; 562: 578-582.)によると、老化細胞を選択的に除去できるように遺伝子改変したマウスを使って実験を行ったところ、老化したグリア細胞が除去されることによって、神経原線維変化につながるリン酸化タウタンパク質の量が有意に減少し、通常のマウスと比べて記憶力の低下が抑えられたという。

GLS1阻害剤は、既にがん治療薬として治験が行われている

 老化細胞は加齢に伴ってさまざまな組織に蓄積されていく。ただし、全細胞が一様に老化していくのではなく、老化細胞は組織の中でまばらに分布しているのだという。「これまでは老化細胞が体の中でどのような密度で、どこに分布しているのかよく分かっていませんでした。そこでわれわれは、老化細胞を蛍光色素により可視化できるマウスを2020年に開発し、実際に老化細胞がどこにいるのかを調べてみました。すると、臓器組織にたまっている老化細胞は全体のせいぜい数%だということが分かりました。その数%の老化細胞が周りの細胞に悪影響を与えて、臓器組織の機能不全を起こしているのです」(中西氏)。また、老化細胞は全体から見れば少数派なので、セノリティクスで除去したとしても、臓器や組織の機能が大幅に損なわれることはないと期待されるという。

 「グルタミン酸は体内に多く存在するアミノ酸で、食物にもたくさん入っています。ですので、GLS1の作用を阻害しても、他の細胞には大きな影響は出ず、GLS1阻害剤は副作用が少ない薬になると考えられます。実は今、米国で、再発した頭頸部の悪性腫瘍に対してGLS1阻害剤をがんの治療薬として使う治験が行われています。フェーズ1はもう通過していて、大きな副作用はありませんでした」(中西氏)


グルタミナーゼ阻害薬、、

老化細胞をアポトーシスする、、