桂ざこばさんが亡くなった。

今くるよさんに続き、かつて

お世話になった人が次々に

この世から去って行かれる。

寂しい感情と共に、いつか来る

自分の順番も考えてしまう。

ざこばさんと出会ったのは、

まだ朝丸さんだった時代。

わたしは、吉本興業の社員、

朝丸さんは、米朝事務所。

でも、可愛がってくださった。

ご飯を食べに連れてくださった。


お店でサインを求められても

嫌な顔さずにサインされてた。


「サインしたかったのに

誰もサイン求めてくれない

時代があったから」


と、笑っておられた。


「夢の遊民社」の芝居が

全盛期だった時、芝居を観て

芝居が終わった後で

「何が面白いのかわからん

でも、わからなあかんのやな

そやけどわからん!」

と、おっしゃっていたのが

印象的。


ざこばさんは、わたしのこと

覚えててくれただろうか?

あの世で会ったら

「久しぶりやな」

って言ってもらえるかな。


もう一度会いたかったえーん