『ムービング』第15話「N.T.D.P.」~落語と同様に真打は最後に登場する~ | 日本と芸能事が大好きな Ameyuje のブログ

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米合衆国領土グアム島と仏領ポリネシアのタヒチ島とボラボラ島しか訪れた他国無し。比較対象が少ないのに「僕に一番合うのは日本」と思う。反日国に侮辱されても毅然とした態度をとらない現在の母国には「いやんなっちゃうな~」と立腹するけど、やっぱり日本が大好き。

第15話のドラマが始まると、2003年の国家情報院の安企部が映り、チャン・ジュウォンが全ての痕跡を消し、自宅の防犯カメラまで破壊してから娘のヒスとともに「存在を消した」という知らせがミン次長の元に届きます。

 

勤続20年の元対共3部部員として北朝鮮スパイの追跡時に、既にジュウォンと出会っていた(将来のチョンウォン高校校長)チョ・レヒョクも、ミン次長も「自分の能力が遺伝している娘を隠したいからだ」と ジュウォンが失踪した理由を見抜いていました。

 

そしてこの時の次長室内での会話によって、ジュウォンの妻ファン・ジヒが死亡した自動車事故は、ミン次長の指示によってチョ・レヒョクが仕組んだ事故だったことが分かります。

 

 

公金に手を付けて対共3部を更迭された過去を持っているチョ・レヒョクは特に、「自分が組織の中で重要な役を得て生き残る」ために、キム・ドゥシクの息子ボンソクや、チャン・ジュウォンの娘ヒスのような、超能力者達の遺伝子を受け継ぐ子弟たちに目を付けて既に調査済みであり、その子供たちを国が育てて、現在活躍する要員たちがリタイアした後を補充するためのシステムとして『国家才能育成計画 National Talent Development Project』案の書類をミン次長に提出するのでした。

 

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鑑賞後、起承転結の転・結に一気に突入していく気配を感じた第15話でした。

冒頭で上記の過去を描き、キャメラは久しぶりに現在のチョンウォン高校に戻ります。

 

また、手前勝手なんですが、今週、ドラマで新しく登場した人物を(まだ得体も知れないのに)私は「真打」が出てきたように感じました。

それは、次のような短いシーン。

 

なんか北朝鮮の軍人と言うか、スパイの親玉みたいなのが、部下のエージェントを呼び出して「南朝鮮へ行け」なんて命令してるんですよーっ!ガーン

 

北朝鮮軍の保衛部長らしいんだけど、あれーっ、連続ドラマ「キング・ザ・ランド(2023年)」でキング・グループのク・イルン会長役を演じていたソン・ビョンホさんじゃないのーっ?ガーン

下矢印

 

北朝鮮保衛部の要員みたいなんだけど、あれーっ、連続ドラマ「車輪(トロリー 2022~23年)」でナム・ジュンド役を演じていたパク・ヒスンさんじゃないのーっ?ガーン

下矢印

(も~ええって…ドクロ

 

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ヒスが大学の体育部受験のために、実技試験対策としての訓練中に起こったバスケットゴールがバックボードと鉄製フレームごと落下するという事故。

 

危機一髪のヒスを超高速移動で救ったのは学級委員のイ・ガンフンでした。

そしてその様子を動画に記録してSNSに流してしまう女生徒のハン・ビョル。

 

我が子と同じ能力者の若者がチョンウォン高校にいる事を知ったミヒョンやジュウォンは、敵地に乗り込むかのような気合を入れて、父兄面談を理由に高校を訪問します。

 

下矢印コチラはピストルの銃弾を仕込むミヒョンガーン

 

 

 

下矢印コチラは自分の左掌をフライヤーの油で揚げるジュウォン笑い泣き

 

下矢印これって「根性揚げ」とでもいうのでしょうか?えーん

(なんでこんな気合の入れ方すんのーっ?おせ~て!ドクロ

 

かって安企部要員として身近な存在だったミヒョンとジュウォンは 知らずして同じ時に我が子が通う高校を訪れ、担任教師のチェ・イルファンに面会を求めるのでした。

 

校門を閉めようとしていたチョンウォン高校の校門警備員であるファン・ジソンも安企部の息がかかった人物で、ミヒョンやジュウォンの訪問をチェックして上層部に報告しています。

 

先に高校に着いたミヒョンの方がチェ・イルファンと指導室で面談に入ったため、後から来たジュウォンは偶然出会った 3年3組副担任のユン・ソンウォクに学校内を見学する許しを得て、構内の調査に入ります。

 

そして、ジュウォンがその場を去っていくのを確認したユン・ソンウォクは誰も居ない校長室に入り、普段は隠されている全校内監視用の複数のモニターでジュウォンの行動を追います。

 

 

そしてまだ指導室で面談するチェ・イルファンとイ・ミヒョンの姿も監視したりするのですが、ジュウォンにもミヒョンにも監視していることを気づかれてしまいます。

 

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このように 親たちがチョンウォン高校の秘密を探っている頃、子供達(チャン・ヒスとキム・ボンソク)には不審な人物が付きまとっていました。

 

いつものように挨拶しながら市バスに乗車する2人を笑顔で迎える元イナズママンだったバス運転手のチョン・ゲド(実は超能力者の電気男)は、そのあとでバスに乗り込んで来た頭に大きな傷を持つ男に注視します。

 

 

その不審な男が ずっとヒスとボンソクの二人を監視していることを車内用ミラーで確認したチョン・ゲドは、突如としてバスを暴走させて・・・・・ と言うところで第15話は終わりました。

 

あ~、早く続きが観たいよ~えーん

 

(「ムービング」第16話のレビューへ つづく)

 

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