『沖ノ鳥島沖で盗賊行為を働く中華人民共和国の調査船を確認』
7月9日 午前10時40分ごろ、日本最南端の沖ノ鳥島(東京都小笠原村)の北北西約310キロの海上で、中国の海洋調査船「大洋号」がワイヤのようなものを海中に下ろしているのを、海上保安庁の巡視船が確認した。第3管区海上保安本部(横浜市)が発表した。
海保によると、大洋号を確認したのは日本の排他的経済水域内であった。
海上保安庁ホームページより
2020年版の防衛白書は、沖縄県・尖閣諸島で領海侵入を執拗に繰り返す中国公船が所属する「中国海警局」が、組織面でも海軍の支援を受け、軍との連携を強化していると指摘した。軍艦艇並みの武器を備えていることなどを挙げ、軍との融合を深めていることに警戒感を示した。
白書は中国の「海上戦力」の項目で海警を取り上げた。
海警が2018年、中央軍事委員会による一元的な指導・指揮を受ける「武警」傘下に移管された経緯について図を使い説明。移管後、海軍出身者が海警トップをはじめ海警部隊の主要ポストに就いており、「軍・海警の連携強化は組織・人事面からもうかがえる」と分析した。
中華人民共和国の海警に世界最大級の1万トン級の巡視船2隻が含まれるとされることや、海軍艦艇と同水準の76ミリ砲とみられる武器を搭載した公船が確認されていることを記述。軍との共同訓練などを踏まえ「統合(一体的な)作戦運用能力を着実に強化する狙いがある」などとした。
また、海軍以外の軍との連携状況も注視していく必要があると指摘した。白書によると、尖閣諸島に近い空域では中国軍用機による活動も確認されている。
2019年に尖閣諸島周辺の接続水域で確認された中国公船の活動日数は282日、延べ1097隻でいずれも過去最多を記録した。
・・・このような「中国軍の指導式下に置かれる海警」の5千トンから1万トンの巡視船が「尖閣諸島は中国の領土である」という嘘を、国際的に嘘でなくすための具体的行動(制海行動の行使)を年々加速させている。 もう海上保安庁では武力使用レベルでも対応は無理だ。 海上自衛隊の出番であり、今こそ魚釣島へ公務員を派遣し常駐させる時だ。 これを果たさない限り、考えたくはないが尖閣は盗賊国家中国に奪われることになる。
我が日本の同胞たちよ。75年前の祖先たちの命を尽くした闘いの結果、偶然もたらされているかりそめの平和のうえに、あまりにも長く胡坐をかき続けてはいないだろうか?
考えたくはないが、もしも我が日本国土の寸分でも中共に奪われたとすれば、それはウィグル、チベットが辿っている悲劇の道をなぞるかもしれないのだ。
自治区とは名ばかりで、本来の民族による自治も、宗教も、血統もすべて奪われたチベット。2017年5月19日の朝、青海省の海北チベット族自治州で22歳のチベット人僧侶ジャムヤン・ロサルが自らの体に火を付けた。 かれは2009年以来、中国政府の対チベット政策に抗議して焼身自殺を図ったチベット人達につづく者で、ロサルは150人目の焼身抗議者になった。
ジャムヤン・ロサルは以前、ネットの「微信(WeChat)」経由でチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の写真を送ったとして10日間拘束された過去がある。命を懸けた抗議行動の後、ロサルの遺体は警察に持ち去られた。 そして家族への遺体の引き渡しは拒否された。
同じ焼身抗議をはかり、祈るように手を合わせて亡くなったチベットの女性
執筆者への愛のムチを
頂けましたら幸甚です