キンチョ～を解きほぐそう！30秒の映画(uso!)六本立て（主演：長澤まさみ）

　あぁ～　　昨日、土曜日に初めて第二種原動機付自転車にまたがって西宮から奈良県香芝の日帰りを体験。　往路6時西宮出発、復路14時香芝出発をしたせいか、１晩明けた今日も頭はボーっとして体も重い（←これは単なる喰い過ぎ）。

　コンセントを抜いた櫓コタツに脚を入れ、すぐ横のTVをつけ、いつまともに再開されるのか…気合の入らない仕事用の資料作りをしている。ふと、TVから「味のある関西弁を操る長澤まさみ女史」が　あらわれた。

　　2016年の4月から放映が始まった大日本除虫菊の商品、空間用虫よけ剤「キンチョー虫コナーズ」のテレビCM。はやいもので、今年2020年に放映されている作品（私が今さっきみたCM）は、もうシリーズの5作目、6作目となるそうだ。

　2016年の第1作CMに起用される以前から、ゆうに30社を超える企業や政府関連広報のCM主演をこなしてきた長澤まさみさんだったが、おそらく関西弁を操る人物を演じたCMは初めてじゃないだろうか？

　観終わった後に、なんとも言えない　「あ～あ、あはははぁ～」とため息のまま笑い続けてしまうような、体が芯までユルユルしてしまう　CMだ。　気の浮かない今日みたいな日に「虫コナーズ」のCMを観ると　バカバカしくって癒される。

　こんなCMつくるなんて、きっと関西人の企画なんだろうなぁ～と思ったら、やっぱり電通関西支社クリエーティブ局のＣＭプランナーの古川雅之さんとコピーライターの直川隆久さんというお二人が作られたそうだ。

　お二人へのインタビュー記録を読ませて頂くと、キンチョウ（大日本除虫菊）「虫コナーズ」の広告の制作過程や、広告にかける思いなど、大変興味深い内容が語られていました。

　最初の「はずしてみたら?」篇、そして「ふんばる手」篇では先輩女優の高畑淳子さんとのコンビで、やはり何とも言えない味わい深さがある。　この初期作品のクレジットを観ると

　演出　是枝裕和
　撮影　瀧本幹也
　照明　藤井稔恭

って、あれぇ～！　2016年の第39回日本アカデミー賞で、まさみさんが優秀助演女優賞を貰った『海街diary』のスタッフが作ってるコマーシャルなんですね。