旅記、あと少しです。
ガンバリマス。
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午後3時過ぎにようやくナンシーに着きます。
ただ、中心地に駐車する場がなく、
かなり遠くに駐車位置をみつけそこから観光案内所に
徒歩で向かいます。(徒歩で約1時間。暑い。。。)
コルマールで数日過ごした後なので
なんとな~く街が殺風景に見えます。
カラーもなく、アンティークな石の色だけですから。
でも、ま、こちらはこちらのオシャレさなのよね。
↑はスタニスラス広場。
ルイ15世の義父のロレーヌ公スタニスラスが
国王を讃えてつくらせた広場。
中央には国王像があったのですが、
革命期に破壊され、その後その後スタニスラス像が
設置されました。
じゃ~~ん。
ネプチューンの噴水と水門。
華やかです。
スタニスラス広場近くの観光案内所にいって
ナンシーでいってみたいマッジョーレ邸と
ナンシー派美術館へのバスでの行き方を
教えてもらいます。
こちらはマッジョーレ邸。
家具デザイナーの家、兼スタジオでした。
フランスのアールヌーボー様式の最初で
影響のある家の一つです。(ウィキペディアより一部引用)
ガラスドアのアイアンの透かしの飾りが素敵。
右、一般の家ですが、
バルコニーの手すりのデザインがこの町らしい。
もう少し歩くと次の場所です。
次に訪れたのが
ナンシー派美術館。
外観も独特。
左、ピアノ、そして手も前はベビーベッド?優雅な曲線。
右、ピアノの譜面台も凝ってます
アールヌーボーの家具、照明器具を配した
ダイニング。
左、ガレ。薔薇のつぼみ?
右、ユニークなわんちゃん。着ているのは縞々のシャツ?
こちらもガレ。
左端の小箱の繊細なこと!
ステンドグラスの色合も素敵なんです。
こちらのセッティの背もたれの透かし彫り、
座って触りながらひと時過ごしたい。
二つの観光スポットを無事鑑賞し、
バスで駐車してある処に戻りたかったのですが、
ちょうどよいルートのバスがなく、
結局帰りも歩いて戻ります。1時間。。。暑い。。。
左、この近辺にソリュプト地区という建築が有名な家群が
あるのですが、歩きだけに必死。
こちらも一般的な邸宅だんでしょうけど素敵。
右、こんな教会もあったっけ。
へとへとでしたが、すぐ近くの大きいスーパーで
総菜を購入。
本当は旅の最終日なのでレストランでディナーをと
考えていましたが、その日の歩きに疲れてしまって
宿で夕食を摂ることにします。
いちごたっぷりのタルトで気分を盛り上げようか。
こちらがこの日のchambres d'hôtes
期待以上の素敵な部屋です。
色が極力押さえられた部屋。
ファブリックがナチュラルカラーとリネンで統一。
1階のリビング。
シンプルでセンスのある家具使い。
棚にはラリックがたくさんディスプレイされています。
こちらのダイニングの向こうに中庭がみえて
外のレストランに行かないのなら
中庭を使って、とのオーナーの言葉で
こちらでディナーすることに。
そしたらね、他の宿泊の方も
この中庭で時間をすごしたり、食事してたりします。
こちらのほうがいごこちいいもんね。
こんなゆったりした家なのに
スタニスラス広場からすぐ近くなんです。
手持ちの総菜、パン、ワイン、デザートを
集めての夕食。
コルマールで購入のプレッツエルのサンドイッチ。
1本はお昼に食べたので、
残りの1本を夕食で。
スーパーで購入のレバーテリーヌ、
オリーブとクリームチーズ、グリーンのパテ、
アルザスワイン。
お借りした食器もオシャレなので映えてるって思う。
それなりに満足です。
食事中、
この真っ黒なちびわんちゃんが
おねだりにきます。
何度も私にうるうるした大きなお目めで
訴えます。
かわいい~~~ん。
お腹も一杯、
部屋はシャワーだけですが、
ゆったりして最終日の行く所を少し確認しておやすみなさい。