本日は夏至ですが、夏至といえば北半球では1年で一番昼が長い日として知られています。そして、世界中に夏至の日のレイラインの場所があることが知られています。レイラインとは、特定の日の太陽の通り道に遺跡や聖地などが一直線に並んでいることをいいます。パワースポット人気で、レイライン詣も人気があります。しかも明日は満月なので、満月の時期の夏至となります。

 

昨日、イギリスのストーンヘンジで過激な環境団体が事件を起こしましたが、夏至祭を控えての行動ということがニュースになっています。ストーンヘンジはレイライン上にあるとして世界で一番有名な場所かもしれません。なお、このサムネにアップで登場している後ろ姿の女性は日本人女性のようで、その勇気が早速翻訳ブログで讃えられていました。どこで日本人とわかったのかがわからなかったのですが、いくつかのニュース動画の中でこの動画が一番、彼女が「何するの」と言っているのが聞き取りやすかったです(動画の最後に言っています)。凄い勇気ある女性ですよね。なお、時差の関係かイギリスでは夏至が20日となっているようです。

早速話題になっていた翻訳ブログ↓

 

昨年の夏至のストーンヘンジ

2年前のほうがお祭りの様子がわかりやすいです↓

 

日本にもいくつものレイラインがあることが知られていますが、一番有名なのはこれかもしれません。

 

特に夏至祭が行われることで有名なのが、伊勢の二見輿玉神社です。ここは伊勢神宮にお参りする前の禊の場所として有名な神社ですが、禊浜と尊ばれている二見浦にある夫婦岩の間から日が昇ることで知られています。

 

この先に皇居があると教わりました。本日はここから朝日が昇っているわけです。

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昨年の夏至祭

夏至の時ではありませんが、初めての禊体験を二見輿玉神社で行ったことがあります。その時、大勢の人達と祝詞を唱えたのが共鳴して不思議な雰囲気に包まれたのをよく覚えています。これは映像ではわからない体験です。この時、五十鈴川でも行い、その2,3年後もう一度五十鈴川で行って3回の禊経験があるのですが、また行いたいと考えるほど素晴らしい体験で、若い頃から行っていないことを惜しいと感じたものです。二見輿玉神社での初禊は5月だったのですが、それでも夜明けの海の水は冷たかったのを覚えています。しかし、夏至の時であれば海の水は暖かいのではないかと思います。一方で五十鈴川では2回目の時は6月だったのですが、川の流れが速いせいか、6月でも相当冷たい水でした。真冬の寒い時にも行われる禊行事ですが、初めての経験には夏の禊がお薦めではないかと思います。

 

ちなみに伊勢では冬至の時に内宮の宇治橋がレイライン上になることで有名です。

 

夏至、レイラインで検索したらでてきた信州上田の生島足島神社は初めて名前を見た神社なのですが、HPを見たら延喜式の名を冠する古社でしたので、レイライン上にあるのも納得の立地かもしれません。

 

 

 

興味のある方は、レイラインについての動画はたくさんございます。

 

 

以前読んだレイラインの本が見つからなかったのですが、こちらの本も面白かったです。『にほんの結界ふしぎ巡り』。レイラインというよりは、タイトル通り結界なんですけれども。寺社の位置の不思議という意味では同じかな、と思います。

 

おまけ

以前読んでハマってしまったアウトランダーシリーズの1作目『時の旅人クレア』は現代女性のクレアがタイムスリップして過去に行ってしまう物語ですが、そのタイムスリップの場所がたしかストーンヘンジで、冬至の時だったかと記憶しています。そうした時限装置があるのも納得する設定場所でした。それともただのストーンサークルだったか?いずれにしても、すごく気に入っていたのですが、あまりにも物語が長く続いて疲れて飽きてしまって15冊ぐらいでリタイア・・・。完読していません。これだけ長く書くパワーがあるって凄いと思った作家さんです。その後、ドラマ化されていましたが、俳優さんのイメージも違っていてドラマも観ませんでした。

 

 

 

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