昨日はフィリピンの独立記念日だということがニュースになっていたので、検索してみたらマニラ新聞のサイトがありました。

 

フィリピンのエミリオ・アギナルド初代大統領がカビテで独立宣言を出してから12日で126周年を迎えた。マルコス大統領は同日、マニラ市リサール公園で開かれた記念式典で「建国の父」ホセ・リサール像にブラウナー国軍参謀総長、ナクピル比国家歴史委員長と共に献花。国民に向けたメッセージで、「われの父祖が奮闘の末に勝ち取った自由を守り、脅迫、制服、抑圧の脅威に二度と屈服しないことは、国民一人ひとりの義務だ」と強調。さらに、独立記念日に大統領府で開かれる食事会では各国の外交使節と閣僚を前に、「ラインを越えようとする者からあらゆるものを防衛する」と述べ、南シナ海で中国の圧力が強まる中、強いメッセージを打ち出した。

※以下の詳細は本文記事をご覧ください。

 

フィリピンは長い間、スペイン、そしてアメリカの植民地でした。そのスペインから独立した日が独立記念日となっていますが、それを支援したアメリカは口約束を破って、スペインを破った後のフィリピンを支配し、アメリカから独立するまで、フィリピンの独立記念日はアメリカの独立記念日である7月4日にさせられていたと上記記事に書かれています。

 

現在、2冊の本を併読している最中なのですが、いわゆる大航海時代の始まり、つまり白人による世界中の大侵略が始まった頃が両方の本の題材となっています。

 

普及版『信長 秀吉 家康はグローバリズムとどう戦ったのか』が17日発売で、もうすでに店頭に出ていますが、これが面白いです。以前からこの本に興味があったのですが、普及版で手に入れやすく持ち運びもしやすいサイズとなって手に入れました。この本と、積読だった『白人侵略 最後の獲物は日本』の2冊を併読していますが、双方にもちろんフィリピンが登場します。

 

 

こちらは、大航海時代から、第二次世界大戦の頃までが書かれています。

 

 

よく言われることですが、世界中の有色人種の国が植民地や国土を盗られる中、日本は完全な独立を維持してきました、敗戦後にGHQの駐留があった以外は。

 

その一番の要因は、大侵略時代が始まった当時の日本が戦国時代で、そうした侵略をはねのける軍事力があったことと、政略に負けない、それを見抜く頭を持っていたことによります。それも、戦国時代であったことが大きく、例えば平和ボケしている現代の為政者であったなら、侵略を許していたかもしれません。

 

だからこそ、この2冊は書かれており、『白人侵略 最後の獲物は日本』は、こうしたことを教えてこられてこなかった若い人たち、高校生向けに著者が9年をかけて書いた初めての著書です。

 

人は比較するものがあって、初めてそのことを考えられるといいます。日本について知るには外国について知ることも重要だというのは、こういうことです。

 

そして、なぜ世界中に独立記念日が多く、日本は建国記念日なのか?を考えてみたとき、そこには世界中の国が、侵略された国、または植民地から独立した国が多いことに気づかされるのです。

 

多くの本が復刻されている大川周明の『世界史』はその半分が欧州の植民史となっています。こうした本を読まれていたであろう方々は、戦後もアジアの国々に残って現地の独立戦争に参加されていました。そうした歴史をきちんと知ることは、今の時代大切ではないでしょうか。

 

我が国は、2000年以上の歴史が連綿と続く国、神話から続く唯一の国です。そしてだからこそ、各国から狙われているともいえます。実は古来から、多くの国が日本を目指してきました、そうしたことを日本ではきちんと教えてきませんでしたが、日本は古来からユートピアとしてあった国なのです。現実にユートピアなんてありえないと思うかもしれませんが、いつの時代も同時代の国々と比較してみれば、日本はそういう国なのかもしれないのです。実際、現在多くの外国人が日本に来ては驚いたということがたくさんネットに上げられています。その中には、日本人として当たり前のことが驚かれているということも多いのです。それだけ、日本は高度な民度と文明がいきわたっている国なのですが、私達には当たり前すぎてそうした自覚がないだけなのです。

 

その日本を守るのは日本人にしかできません。日本の長い歴史をみると、国内が荒れる時の要因には様々なことがあり、その中に異国人が多く来た時もあげられています。我が国では、外から入ってくるものを受け入れる土壌があります。いわゆる鎖国とされた江戸時代にも外からの交流を完全に閉ざしたりはしませんでした。しかしそれも一定数を超えるとキャパオーバーになってしまいます。だからこそ、そうした数字をコントロールしてきた歴史があります。現在は、そのキャパオーバーの時代ではないでしょうか。

 

特に、反日国、反日政策を行っている国に対してのコントロールは非常に重要ですし、そうした国からの移民を政治家や公務員などに採用したり選んだりしては、国の根底が揺らぎます。つまり現在の日本は本当に危うい状態だといえます。

 

そしてそれを自覚できないことは、さらに危うい、つまり日本は今大きな危機状態に入り込んでいるのではないかと思うのです。

 

知ることはとても大事です。本来は歴史教育が果たす役割ができていないからこそ、こうした本が書かれているわけです。知らないことには何も始められません。

 

 

今日はかわいそうな少女像にまつわる日

 

 

 

 

 

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