「ゴジラ-1.0」が快進撃で、ハリウッドでも話題となっていて長年の山崎貴監督ファンとしては嬉しい限りです。サムネ写真は日比谷のゴジラですが・・・。

 

ここ最近の翻訳ブログでも何度も話題になっています↓

 

 

 

 

山崎監督が、ホイチョイ的映画生活チャンネルのゲストに出て今回の映画についてたくさん語ってくれています。私はまだ本作を観れていないのですが、観るのが楽しみです。そして、この動画で語っているのが「シン・ゴジラ」対策で今までの経験を集大成しということをおっしゃっていて、なるほどというかやっぱりなあ…と思ったのでした。

 

私がちゃんと山崎監督を知ったのは「リターナー」で、日本のSFXは遅れていると当時感じていた中、ここまで撮れる人がいる、日本でもここまで撮れるということが印象に残った映画でした。ただ金城武と鈴木杏が観たくて行った映画で凄い収穫だった、と当時思ったものです。だから、「ALWAYS3丁目の夕日」が出来て、大ヒットとなった時はとても嬉しかったし、だって山崎監督だもの、と思ったものです。そして、これから山崎監督の映画がたくさん作られるようになる、と。

 

 

その後実写版宇宙戦艦ヤマト、「space battleship YAMATO」も撮られていますが、元々の宇宙戦艦ヤマトといえば松本零士さんの戦時中の戦艦へのオマージュに溢れて、また色んな思いから作られた作品ですから、そうした知識の蓄積もあったのではないかと推察します。実際上記の対談では、色んな戦艦の話が出てきて、山崎監督は戦艦に詳しいのだろうことがわかります。

 

そして、「永遠の0」が作られ超ロングランヒットになった時、その題材も含めて本当に素晴らしいと感じました。

 

平成25年12月21日(2013年)、映画「永遠の0」が公開されました。私はこの時、映画をすぐに観ようと思っていたのに、予約が毎回満員で、やっと予約がとれて観に行ったのは随分公開から時間が経ってからでした。観る前に公開終了してしまうと焦りましたが、ロングラン上映となっていたため観れたようなもので、その人気の凄さに驚かされたものです。しかも、周りには、この映画を何度も観に行っている人がいてそのことにも驚きましたが、私も結局3回ぐらい観に行きました。私がやっと観れた頃には映画のパンフはもうなくて、3年前古本屋でやっとパンフレットは手に入れました。

 

その後、「海賊とよばれた男」が作られこれも大ヒットとなりましたが、時代背景や原作者から「永遠の0」があってこその映画だったのだと感じたものです。上記対談でも語っていますがその後「アルキメデスの大戦」などもあり、こうした時代への知識も蓄積し、映像も作ってきたからこそ、終戦直後の時代設定のゴジラの発想もあったのではないでしょうか。

 

 

 

私は、まだ「ゴジラ-1.0」を観ていませんのでどんな物語になっているのかわかりませんが、この映画を観た方達がこの時代背景に興味をもってくれたら、と考えています。

 

そもそもゴジラとはそうしたことから作られた映画であるからです。だから、ゴジラが原点回帰どころか、その直前の時代を設定し、しかもそれが海外でも話題になっているのは必然なんではないか?とまだ映画も観ていないくせに考えています。

 

また海外でも話題を呼んでいることから、山崎監督に興味を持って過去作品、特に「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」のような映画が海外のより多くの人に観られるようになればいいとも思っています。

 

「永遠の0」の時も色んな事を考えさせられましたし、3年前からはより一層考えるようになりました。

 

だからこそ未だ観ていませんが、このゴジラを観るのもどんなことを考えさせられるのか、楽しみとなっていますし、これから山崎監督がどんな映画を撮られるのかも楽しみです。

 

 

山崎監督の映画、他のもありますが、気に入っているのはこれ。貧乏神が特にお気に入りです。

 

 

 

 

 

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