今年御代替わりがされることが決まったあたりから、日本に関する書籍が一段と増えました。特に今年は、御代替わりが行われたため、行事に関する書籍がたくさん出版され、動画も増えました。

 

特に御代替わりに興味を持たなかったり、よくわかっていなかった人でも、実際に御代替わりの行事を目の当たりにして興味を持たれた方も多くいらっしゃると思います。

 

最近は年末年始の過ごし方も様変わりしており、テレビ一辺倒の時代でもなくなりました。この機会に書籍や動画に没頭するのもいいかもしれません。特に書籍は読解力を養う一番の方法です。日本人の読解力が落ちているということが話題になりましたが、上皇陛下上皇后陛下にならって一つの本をご家族で読まれ話し合うのもいいかもしれません。

 

私も日頃積読になっている本やこれから挑戦したい本、あるいは再度読み返したい本、あるいは見たい動画がたくさんあります。

 

まほろばチャンネルは、ゆっくりですが少しずつ日本に関する質の高い動画がアップされてきています。程よい長さなので今のうちに全部見ておきたいです。初期に比べると音声もずっと良くなっています。

 

 

今年出版された、「時代を動かした天皇の言葉」の言葉とは、みことのりのことです。本来はこういうことを教育で教わってこそ日本への興味を養えるというものですが、現在の日本の歴史教育は年表教育となっており試験のための歴史で歴史教育の形となっていません。しかし、こうした本が次々に出版されることで私たち自ら歴史を探求することができます。似たような本も出ていますが、これが一番ではないかと思います。美しい言葉遣いは声に出して読むのに最適かと思います。この本の参考にされた「みことのり」は以前から買おうと思っていてまだ買ってない本の一つです。

 

 

世界史シリーズの宇山卓栄著書の「世界史で読み解く『天皇ブランド』」は、世界と比較しながら日本を知ることができます。比較するとより一層わかりやすくなるのは、比較することで今まで認識できなかったことが認識できるようになるからです。日本人としての意識を高めるためにもこうした比較は重要かと思います。

 

来年は日本書紀編纂1300年の年ですが、あらたな関連書籍が古事記の時に比べると少ないです。しかし、やはり原点にあたるのがいいのかもしれません。古典は図書館にも充実したラインナップがそろえてあるところが多いので、そうした本を探すのもいいかもしれません。また、現代語から入るのが入りやすいと思いますが、読み下し文もあわせてみると大和言葉の美しさに感動します。未だに全体を読み切っていないので、近いうちに読み終わらせたいところです。

 

 

 

今年は年号が変わり万葉集が注目された年でした。人気ブロガーのねずさんの「奇跡の国日本がわかる万葉集」がいつの間にか出版されていました。百人一首も目からうろこでしたので、どんな本が楽しみです。万葉集は日本書紀と合わせるとより面白さが増すかと思います。しかし、万葉集も原典読破はなかなか難しいなあ(;^ω^)

 

復刻版初等科国史」を読むと日本の国語教育、歴史教育の劣化がよくわかります。美しい言葉遣いのこの本は、教科書らしく声に出して読むのにふさわしい一冊だと思います。これも拾い読みばかりなので読み終わらせたいです。

 

 

これ最近見つけてあっという間に読み終わっちゃいました。ありえない設定でツッコミどころ満載ながらうまく史実に当てはめてる「闘え!日本君」。ひところ流行ったもし世界が~という設定が、高校になっていて世界中の国々が生徒で闘うのです。昔よくあった学園不良漫画の異色版といったところです。あまりにも面白すぎると思ったら、原作が「サバイバルウェディング」の方でした。この本読んだとき、これは絶対ドラマか映画化されると思ってたら、予想通りドラマ化されて2まで出版されてました。これもアニメ化されたら面白いんだけど、これだけは無理だろうなあ。

 

試し読みできます↓

闘え!日本くん(上) もし世界が一つのクラスだったら...開国立志編

 

 

歴史を知ってなにをするのかといえば、現在と将来を考えるためです。それを古事記では稽古照今といいました。そのために、古事記や日本書紀またその後の記録はされてきました。だからこそ、歴史はきちんと知る必要がありますし、近代になればなるほど現在に影響を与えています。そうした本として今一番の書籍類はここで何度も繰り返しておりくどいようですが、江崎道朗さんのものです。ここには2冊だけ上げますが、これは繰り返し読み、考えたいものだと思いますし、まだ読めてない本もあります。でも江崎さんの本を読むと歴史の点が繋がっていくので、勉強になるし面白いです。

 

 

 

現実的に世界と日本を語るルトワックの本。この本を読むとなぜこんな当たり前のことが日本の政治家はできないのか?と疑問に思います。まだ拾い読み段階ですが、いつもスタンダードジャーナルで奥山真司さんの話を聞いていますので、よりわかりやすいようです。ルトワックがなぜ少子化対策をしなくてはいけないか、どうすればいいか書いていますが、確かに未来の納税者であるわけですから何をおいても少子化対策を真剣に行わなければならないのが現在の日本です。

 

 

kazuya君も紹介してます。

 

ここ数年ほど、日本ついての書籍群が充実したことはなかったのではないかと思うぐらい、たくさんの良い本が出ていると思います。ここでは紹介できなかったり、まだ全然挑戦できない本も多いのですが、どんどんと探求していきたいと思っています。