皇太子殿下同妃殿下ご夫妻はにこやかな表情で登壇し、赤いブレザー姿の選手団と向き合われた。皇太子殿下さまはあいさつで「皆さんのご活躍は、2020年に東京で2度目の開催となるオリンピックの成功につながるものと思います」とエールを送られた。
長期療養中の皇太子妃殿下(雅子さま)は最近、活動の幅を広げられつつある。4月に催された春の園遊会には、12年ぶりだった昨年秋に続き2回連続で参加された。
6月は千葉県柏市で行われた全国「みどりの愛護」のつどいの式典に7年ぶりに御成りあそばれ足を運び、翌週には泊まりがけで岩手県宮古市を行啓され訪れ、東日本大震災からの復興状況をご視察された。
8月5日開幕の第31回夏季オリンピック・リオデジャネイロ大会に出場する日本選手団 ご夫妻をお迎えして東京都内で行われ、女性初の夏季五輪主将で
竹田恒泰さんはオール殿下計画と仰っていますが、天皇・皇室に対する敬語のまず第一歩は全ての皇族の方々に殿下の敬称をつけることから始まります。
本来言葉のプロであるはずの報道関係者はわかっていてちゃんとした敬語を使わないのですから、なにか意図があると思われても致し方がありません。
実際この敬語をなくそうという動きは、みな平等だからとか親しみがわくなどと言う風に言われごまかされていますが、我国古来のしきたりを壊し天皇を日本からなくすための手段の一つといいます。ウォーギルドインフォメーションプログラムの一環としてGHQが奨めたものが今もなぜか残っているのです。
天皇をとりもどそう!・・・こちらでも敬語についてあげています↓
http://ameblo.jp/amethuchihajimete/entry-12170572421.html
敬語は互いの立場をわきまえるために使われるといいますが、これは差別でもなんでもありません。平等をうたおうがなんだろうが、必ず人と人の間には立場の違いが生まれるものです。これは人を差別するものではなく、区別するものです。実際、みな平等をうたっている社会主義国の方が厳しい階級社会が生まれています。人間には年長者を敬い、あるいは先人やリーダーとなる人を敬うという自然に生まれる感謝の立場があります。しかし、そうした立場の違いが大きな集団になるほどわかりずらくなります。違いがわからなければ人間関係にいらぬストレスが生まれますが、敬語や敬称があれば誰にでもその位置がわかりやすくなり、そのストレスを減らすことが出来るのです。つまり、敬語や敬称には潤滑な人間関係、集団の関係が進むという利点があるのです。敬語や敬称は人間関係をスムーズに運ぶために生まれた知恵なのです。ということは、その敬語や敬称なくそうというのは、人間関係の知恵、社会を破壊しようとすることです。
そして日本の場合、敬語や敬称の頂点は神様、そして天皇です。日本は長い歴史の中で神社文明・天皇文明というようなものが続いてきました。敬語や敬称を失くそうということはその日本独自の文明を壊そうということです。
言葉を滅ぼすのは簡単です。使わなければいいのです。使わなければあっという間にその言葉は忘れ去られます。一方で維持するのも簡単です。使い続ければいいのです。
私も若い頃、天皇や皇室に対しての敬語も敬称も知りませんでした。そして今も全然わかりません。こういう言葉はやはり幼い頃から使わないとなかなか身に付きません。しかし、今は意識して覚え使うようにしています。
随分前、篠原ともえさんがテレビに登場した頃、その若くはつらつとして誰にも物おじしないおしゃべりがとても新鮮で世の中に笑いをふりまきました。世の中の人は誰に対してもどんどんぶつかっていく篠原さんを楽しく見ていました。なぜなら篠原さんがどんな時も若さに似合わないぐらいの敬語を使って喋られたからなにをしても微笑ましかったのです。でも本当に若さに似合わないものだったのでしょうか?言葉は使わなければ身に付きませんから、間違えようが何だろうが子供のうちから使うようにして身につけなければならないのです。そういえば、昔の映画を見ると誰しもが家族の中でも丁寧な言葉遣いをしていました。いつのまにか、そういうことがなくなってしまったから、篠原ともえさんが新鮮に見えたのが世の中の人達だったのです。
私は若い頃、年上の人・目上の人が苦手で、機会さえあればその前から逃げ出していました。だから学校の先生とも親しくなれず、社会に出ても上司たちともなかなか近づけませんでした。今思えば言葉をしっかり使いこなせれば、もっと近くに行けたかもしれません。性格的なものもありますが、もし言葉遣いに自信が持てれば、その性格も少しは良い方に向かっていたのかもしれないのです。
敬語や敬称を使われて嫌な思いをする人はほとんどいません。この二つを意識するだけでも世界は変わると思います。また周りの人々の印象も変わると思います。
せっかくですから長い時間をかけて培われた知恵である敬語を学び使いこなそうではありませんか。
宮内庁:用語集
http://www.kunaicho.go.jp/word/word-odemashi.html
なお、上記ニュースで本来であれば全部放送や記載すべきであった皇太子殿下の激励の御言葉を、是非ご一読いただきたいと思います。
宮内庁:皇太子殿下のおことば
http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/2#31
第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)日本代表選手団結団式
平成28年7月3日(日)(国立代々木競技場第二体育館)
第31回オリンピック競技大会日本代表選手団結団式に出席し,リオデジャネイロにおいて開催されるオリンピック競技大会に参加される選手及び役員の皆さんとお会いできますことをうれしく思います。
選手の皆さんには,この度,日本代表選手に選ばれたことを心からお祝いいたします。
今回のオリンピックは,南アメリカ大陸で初めて開催されるもので,1904年にセントルイスで開催された,第3回オリンピック競技大会以来112年ぶりに復帰するゴルフと,新たに追加された7人制のラグビーフットボールを含む,28競技306種目が実施されると聞いております。
この大会に参加される皆さんが,スポーツを通して世界各地の精鋭と競い合い,そして友好を深められることを希望いたします。
選手の皆さんには,本大会に向けて体調管理に十分留意され,競技の場においては,日頃の練習の成果を十分に発揮されるよう願っております。
皆さんのご活躍は,2020年に東京で2度目の開催となるオリンピックの成功につながるものと思います。
選手の皆さんのご活躍とご健闘をお祈りし,結団式に寄せる言葉といたします。
日本が金メダルをとったら世界中が祝福される