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栃木市の地図を見ていたら、凄い名前の神社を見つけました。



聖徳太子神社です。



えっ?聖徳太子?栃木県に聖徳太子の名前の神社?(*≧∀≦*)うそ~!!



ということで、先日太平山の帰りに行って来ました。



柏倉温泉の中にある、と聞いていたのですが、本当にそうでした。しかも温泉旅館の名が「太子館」。分かりやすいです。「大使館」ではなく「太子館」。



温泉は地元周辺では有名でした。温泉の中にそういえば神社あったよ~と、行く前に言われたぐらいです。私も地元にずっと居ればとっくの昔に行っていた場所かもしれません。



風景はよくある山間の集落で、私などからすると目新しくはありませんが、雰囲気がとても良かったので、また来たいと思わせます。



神社内にあった由緒書きには以下のように書かれています。



社伝によれば鎌倉時代、館主28代の祖、大阿久家氏始大阿久主馬源有経が此の地に移り住む際に平安を願い入道ヶ入山腹に氏族の祖である聖徳太子大神を勧請祭祀せるものとある。永年風雪により、社殿の破損が著しいことから、10代の祖大阿久(大安久)仁左衛門源兵衛が、亨保二年、大芝山中腹に太子堂を再建造立され、国家泰平、五穀豊穣、子孫繁栄を願うものである。


また主祭神聖徳太子は、建築・土木の神様としての一面を持ち、近隣をはじめ近県の「太子信仰」「太子講」に崇敬されてきた。


太子館のHP によれば、この温泉は獅子の呑み場として有名で、十里四方の動物たちが集まったそうである。そのためこの湧水がある山林の持ち主である大阿久家第51代の大阿久家当主岩作が、当家の守護たる聖徳太子の名をいただき太子館鉱泉と名付け温泉を開業したそうだ。



ええ~!この神社は氏神神社で、太子館経営者はその子孫?\(◎o◎)/



驚きました。



しかし「何かあると人(日本人は?)は北に向かう」と何かに書かれていましたが、子供の頃ドライブで行った平家の落人村は福島の南辺りでしたし、義経も北へ向かいました。聖徳太子の子孫が北上して栃木辺りにいても不思議はないのかもしれません。



初めて行ったのに、とても気に入った聖徳太子神社ですが、参道はとても急傾斜で、降りる時怖いです。横に女坂ありますからそちらもご利用下さい。私は気付かず手摺に捕まりながら降りました。



ちなみに太平山神社にも、聖徳太子を祀った上宮神社が境内にあります。