「飽き性の私がずっと歌手を続けていられるのは自分が唄いたい様にぜんぜん唄える様にならないからだと思う」と歌手である我が妻は言う。
僕がクルマに対する思いが無くならないのも同じだと思う。
「夢のクルマにまだ出会えていないから」
追い続ける対象があると、その衝動は消えるどころかますます募る。
何をカッコつけてるんでしょう。
またクルマを買い替えたって言う話をするだけなのに。
どこまで遡ろうか。
鹿児島から京都に移住したところまで遡る?
それは遡りすぎか。
そう。鹿児島の嫁の実家にビートルとベンツのMB100Dを置き去りにしてきたところ!これは重要。
京都に移住して3年目に入ったというのに、クルマの移住は目処すら立っていない状況が続いてたのね。
別に実家から何か言われたというわけではないんだけど、やはりクルマを2台も起きっぱなしにしているのはこちらにも迷惑をかけてるなぁという意識が芽生えるわけで・・・。
「そろそろなんとかしなきゃなぁ」という気持ちがとうとうコップから溢れました。
では2台を京都に持ってくるのか?
それはあまりにも現実的ではない選択です。
京都でのライフスタイルでクルマが必要になったことがない。
これはウソだね。
必要な局面にはタイムズカーシェアで十分賄える。これが正しい。
保険代もガソリン代も税金さえも使用料に含まれるタイムズカーシェアこそが未来の自動車所有のあり方なんではないか?
思い込みが強い僕はそこまで思い詰めていた時期もあった。
話が横道に逸れたね。
で、その2台のクルマ、ビートルとベンツとは楽しませてもらったし大いにお世話になったけれど、サヨナラしましょうと、そう決断した。
決めれば行動は速い。
何をしたかというとメルカリに出品したね。
京都在住で現車は鹿児島県なので、インスタグラムにアップしてた画像のスクショでメルカリの出品画像を補った。
もちろん美しく写りすぎているので、その分文章でいろいろ補足もした。
メルカリは長くやってるけど、この出品への「いいね!」のつき方は半端なかった。
あっという間に「100いいね!」になって200に手が届こうというときにリーチがかかった。
詳しくは書かないけど、ビートルはたまたま鹿児島県の僕の友人が見つけて買ってくれて、MB100Dも売れた。
そしてMB100Dを売った金額の半分くらいの値段でこのN360が京都の僕の手元にやってきた。
今日はこれくらいにしとこうか。