こんにちは。
僕ら家族が京都に引っ越して来られたのは下鴨神社にお願いしていたおかげだと僕ら家族はちょっと本気で考えています。
数年前(去年か一昨年)に下鴨神社にお参りに行った時、チームラボのライトアップイベントをしていて神社らしからぬおしゃれさと賑やかさでした。(調べてみたら、このイベント、毎年やってるのね)
下鴨神社を詣でたのはもちろんその時が初めてではなかったのですが、それまでは「京都に住む」ということが夢のまた夢、というよりも考えても無駄だから考えもしないような事柄だったんです。
その時の下鴨詣ででどういうわけか「好きなんだから住めばいいんだよな!」と開き直りに似たような気持ちが唐突に芽生えてきたのを覚えています。
その時から気持ちは完全に「京都に住むモード」に決まっていました。
でも、生活を取り巻く状況はまるでその希望にそぐわないもので、鹿児島に帰った途端に「ああ、無駄な夢を見てしまったのかな」と一気に意気消沈したことも覚えています。
何がイケナイって、鹿児島空港からクルマで自宅に帰るまでのナーンにもない田んぼと山道の連続で、いつも気持ちがすっかりクールダウンしてしまうんですね。
「イケナイ」と書きましたが、その時の気持ちはどちらかというと田舎の空気を吸って「CALM DOWN」する感じで悪い気持ちではないんです。
それまでも鹿児島京都の往復は何度かしていたのですが、京都で盛り上がった気持ちに冷水を浴びせるのはいつも空港から自宅への田舎道だったのです。
しかし、最後の旅は何かが違いました。
決然と京都への移住の意思が固まったという自覚がありました。
周りにも移住の意思を言いふらし説明し何度となく一笑にふされましたが、言霊作用ではありませんが外堀が徐々に埋まって行ったように思うという作戦を実行してきました。
そして、今年の4月に「えいやっ」で引っ越してきたわけですね。
もちろんそんな簡単ではなかったですが、それはまた別の機会に書くことにします。
話を下鴨神社に戻します。
でね、それもこれも下鴨神社での思いつきが実現したって思っているんですよ。
思いつきを思い込みにして、無理くりながらも実現させました。
京都に移住してちょうど2ヶ月経つんですが、そんな大好きな下鴨神社にお礼参りに行っていなかったんですが、今晩チャリンコでサクッと行ってきました。
それが書きたかったんです。
境内には入らずに鴨川(もう高瀬川域ですが)の中州からお礼を言ってきました。
とても綺麗な夕暮れで、鴨川ではカエルの大合唱。真っ暗になるまで鴨川にいましたが岸では大勢の人が何をするでもなく鴨川で寛いでいるんですね。
ああそうだ。人々に愛されている鴨川のこんな景色もとても大好きだったんだと思い出しました。
これから暑い夏にどんどん入っていきますが、夕方の涼しくなる時間にできるだけ毎日このサイクリングをしたいなと思いました。
鴨川ポタリング、最高です。
(クルマ離れっぽい意見!)
では、また!