こんにちは。
「ここだけの話だよ」
他人の秘密を興味本位で聞いてはいけません。
その時は聞きたくなる気持ちが満ちるのですが、聞いて良かったことなんか無いんです。
聞いてしまったが最後、別の人に話したくなってしようがなくなります。
別の人に話せるような内容だったら良いんですが、どう考えてもこの話は口外できないだろうという話が中にはあるのです。
興味本位で軽い気持ちで聴いてたら、突然抱えきれないヘヴィーな球をブチ込まれてしまった。
そんな経験はみなさんにもあるんじゃ無いでしょうか。
「言えない。でも言いたい。でも絶対に言えない」しばらくはそんな感じでアタマの中がグルグルします。
パンドラの箱を開けるというのはまさしくこの事か。そういう体験です。
墓まで持って行く前にどこかで吐き出したい。
でも他人の耳に入れるわけにはいかない。
どこかの街外れの洞穴に向かって大声で叫んだらスッキリするんでしょうなぁ。
さて、では本日の一台に参りましょうか。
今日は、これ!
ホンダ・プレリュード XXRですね。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU0202700840/index.html?TRCD=200002
「デートカー」として一斉を風靡したプレリュードのファーストモデルです。
最近では実車を見かけることはトント無くなりました。
でも、あるところにはあるんですね。
実物はとても小さくて、ホンダの技術陣が意地で下げた低いボンネットが特徴です。
では、見ていきましょう。
「低くて広い」という印象でしたが、低くてナローなんですね。
当時のシビックとも共通したデザインです。
正直に申し上げて、スタイリングはクーペなんですが「ディティールの処理がそこはかとなくおっさん臭い」と発売当時は敬遠していました。
その印象は今でも変わらないんですが、自分がおっさんになったので全然嫌いじゃないんですよね。今では。
このモールとか、若者向けのディテールじゃないですよ。
リアの面構えもオジン臭い。でも、今は好き。
時代を感じます。
本当に開放感がありそうなサンルーフです。
奇跡的なコンディションですね。
高級感の演出はちゃんとできています。かっこいい。
樹脂の質感もヴィンテージです。
運転してみたいなぁ。
懐かしいコンソール風景です。
マニュアルミッションですよ。カーペットも綺麗!
シートもオリジナル!しかも綺麗!
匂いのイメージも出来るなぁ。当時のホンダ車。
VTECが生まれる数十年前のエンジンです。いい味出てるかなぁ。
どんな保管をしていたらこんなに状態がいいんでしょうね。
40年前のクルマに最新のエコタイヤ。どんなケミストリーがあるのか?
さてどうでしょう?
僕はポルシェの924を買うんだったら、ノリでこのプレリュードを買うというのもありな選択なんじゃないかと思います。
もちろん走りがポルシェに台頭するとは全然思いませんが、のんびりと街を流すには十分気持ちがいいんじゃないかと思うんです。
いざとなればそこそこ走るでしょうし。
珍しさと懐かしさからおじさんたちの注目の的にもなりそうですよ。
当時のホンダのエンジンと軽量ボディです。乗ったら楽しいんだろうなぁ。
ホンダには部品はまだあるのかなぁ。いや、多分全然ないんだろうなぁ。となると、問題は維持管理ですね。
ちょっと考えてみますね。
では、また!