こんにちは。
階段の手すりの先にジャケットの袖が引っかかる。
ドアノブにズボンのベルトループが引っかかる。
蛇口をひねると流しのスプーンにはねてズボンが水浸し。
パンを落とせばバターを塗った側が下を向く。
なのに、猫は必ず上手に着地する。
ネコってすごいですよね。
ネコはよく眠るからネコっていうんですよね。ヘェ〜!(自分で言って自分で感心)
最多ウォッチを毎日更新していて驚くやら恐ろしいやら有り難いやらのこのブログなんですが、それだけクルマが好きな人が多いっていうことなんですよね。
という当たり前の事実に気がついたので、それを踏まえつつ。
何度か書いていますが、僕は日本中を数年から十数年おきに引っ越すという人生を(結果的に)送っているのですが、住む場所すむ場所で様々な友人ができます。
中でも付き合いが深くなるのが共通の趣味を持つ友人たちで、もうお分かりの通り「クルマ好きの友人たち」が全国に分布していらっしゃいます。
もちろんこのブログの読者になってくれている友もいるんですが、それらの友人の唯一の「共通の友人」すなわち「僕!」から見て、クルマ好きの友人たちはみんなぜ〜〜〜〜〜~ったいにすぐに友達になれる!!!と思うくらい似てるんです。
似てるっていうのはちょっと違うな。
似てるわけじゃない。似てるのはクルマ好きなところくらいで、あとはこだわりの深さとかチャンネルの多さとか、とにかくぜ〜〜〜〜~ったいにウマが合う人たちだって確信してるんですよ。
でも、なかなか(というか、めったにと言うか、未だに)一同に介して直接お話しすることなんてないですよね。
なんか、そう言う場を設けることができたらいいなぁ〜〜〜なんて妄想した新月の夜でした!
では、本日の一台に行きましょう!
今日は、これ!!
へいらっしゃい!ルノー 5TLですよ!
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU6030145277/index.html?TRCD=300001
ここのショップは感心だなぁ。ちゃんと価格を明記してらっしゃる。
でも、220万円なのかぁ。これは高いのか安いのか・・・?
まぁ、それはそれとして・・・。
この初代ルノー・サンクは、昨日のアルピーヌに続いてフランス車好きのみならず、クルマ好きだったら放って置けないクルマなはずです。
現に全国にいる僕のクルマ好きの友人たちはこの初代サンクがみんな大好物です。
では、めったに見なくなってしまったこの初代サンクが220万円のプライスボードを掲げている理由がわかるのか?
探っていきましょう。
みなさんは何気なく見ていると思いますが、カーデザインってひとつの奇跡なんです。
それはどのクルマにも、もっと言えばどんな現象だって奇跡に決まっているんですが、名車と言われるクルマのデザインは、本当に本当に稀有な組み合わせによって生まれる珠玉の巡り合わせの賜物という意味での奇跡なのです。
このデザインにこのカラーリングの妙。
奇跡と言わずしてなんと喩えましょう?
ただ好き勝手にデザインされているわけではなく、生産性やネジ一本に至るまでのコスト計算までをし尽くした上で完成したデザインです。
それが、名車と呼ばれ、国民に愛されるに至る過程が奇跡なのです。
チャゲ&飛鳥も言っていました。
「余計なものなどないよね。すべてが君と僕との愛の構えさ」と。
あれ?関係ないか。
ちょっと傾いてますが、堪忍な。いい顔でしょいい顔でしょ?(良すぎて二回言ってしまった)
なんというか、サイドビューの結構なこと。
サイドビューから回り込んでの、この斜め後ろビューですね。良さしかない。
しかし、塗装がかなり状態良し子ですね。再塗装したのかな?
室内にお邪魔いたします。
ダークチョコのようなシートと、波板のようなダッシュボードとステアリングのクラッシュパッドです。
結構!!
ほら!奥さん!シートが溶け出してますよ!
西川ムアツ布団以上のムアツを誇ると言われた天井です。嘘。言われてない。
2ボックスのハッチバックの縄文式といってもいい古代のパッケージングですが、すでに完成形を打ち出してるんですよね。
近代のカーデザイナーは一体何をしていたんでしょう?
逆アリゲーター式ボンネット。
なんだか非常に状態が良さそうなエンジンと補記類たち。
ピンボケなのが残念だけど、これまた綺麗なしかも歴史的価値がありそうな菱形の銘板たち。
とまぁ少数精鋭な画像でお送りするショップの姿勢も潔くて好きですが、このクルマも相当に潔いですね。
最小限の手数で最大値の結果を叩き出してる感があります。
もちろん最小限に見せているだけであって、本当は水面下ではもがき苦しんだ結果なんでしょうけれど、そんなこと別に知らせる必要ないし!っていう潔さですね。
僕もそんな人間でありたい!
今日もブログ書いた!褒めて!
では、また!