こんにちは。
僕はこう見えて月土9時5時で働いている会社員である。
どう見えているのかわからんけれど。
とは言っても、30年近く自営業をして来ていて、会社員に復帰したので、勝手がわからないことが多い。というよりも謎が多い。
中でも毎日不思議に思うことを一つだけご紹介する。
はじめに書いたように、就業時間は朝の9時から夕方の5時までだ。
朝の9時に1分でも遅刻をすれば遅刻を取られる。
百歩譲って、そこは理解しよう。
17時に帰宅をしようとすると、事務所の空気がざわっとするのだ。
おかしいじゃないか。
17時から帰宅の準備をして17時5分に席を立ったとしても空気はざわつく。
もちろん、出社時刻も9時ちょうどではいけない。
8時半には出社しているのは当たり前だ。
タイムカード制ではないが、出社時刻は朝9時からと計算されている。
退社時刻はもちろん17時だ。
こちとら、53歳で残された時間は限られている。
お金にならない上に楽しくもない時間は1分だって過ごしたくはない。
なんの予定調和か同調圧力か、社員は会社にお金にならない時間を毎日1時間は搾取されている。
あかんやろう。
それとも会社員ってそんなものなの?
やっぱり自営業がいいなぁ。
久しぶりに愚痴ってしまった。すまんのう。
では、本日の一台です。
今日はいつもと違う僕も貴方も手に入れることができないクルマをご紹介です。
コチラ!
The Brubaker Box(ブルベイカーボックス)です。
特にリンクはありません。この車名でいろいろお調べになってみてください。
実は、このクルマはフォルクスワーゲンタイプ1(ビートル)をベースとした「キットカー」なのです。
空冷ビートルはボディとシャシーをコンバートした構造になっているため、ボディの載せ替えが比較的簡単に出来るのですね。
そこに目をつけたボディショップが様々なキットカーを販売したのです。
最も有名なのは「メイヤーズ・マンクス」ですね。
「デューン・バギー」と呼んだりしますが、正式名称は「メイヤーズ・マンクス」といいます。
ベースがビートルだということがわかりやすい画像です。
これはこれでいずれご紹介しましょうね。
このように、ビートルのシャシーにFRPや金属で作った他のボディを乗っけるという自由な文化が60年代から70年代にかけてアメリカを中心に起こったのです。
「ブルベイカーボックス」に関してはあまり詳しくまとめられた文献はありません。
最近のマイナー車ブームでネット上の限られた画像がぐるぐるリサイクルされているという印象が大きいです。
では、見ていきましょう。
サイズ感がわからないと思いますが、ビートルベースなのでかなり小さいクルマだと思います。
羨ましいガレージ風景。
別のクルマ。リアの造形はこんな感じです。流石に一流メーカーのデザインではないだけあって荒削りな造形ですが魅力的です。
現存する有名車のうちの一台。
雑誌の記事にも取り上げられています。
かっこいいですねぇ。
ほら、ビートルでしょ?
セピアですが、同一車両です。
貴重な内装画像。ワンボックスだからか、かなり広く見えます。
トランクスペースを潰しているので、フロントも広大です。
ドアは右側の一方向のみ。
奥のクルマもかなり気になりますね!
こんなタイヤが似合っちゃう。月面車みたいです。
開発段階のスケッチ風に最近描かれたレンダリングですね。
デザイナーが見てもかっこいいと感じるデザインなのでしょう。
このまま市販しても人気が出そうなデザインです。
勿体無い!
再生ベースになったのかな?
見てられませんね。
動いているのはコチラから。
コチラはタイプ2(ワーゲンバス)ベースのキットカーです。
マイナーメーカーゆえのボディデザインの稚拙さにそこはかとない味わいがあります。
これとかも、ね。
良さ味しかありません。
番外編で「ブルベイカーボックス」で画像検索してなぜかヒットしたプロボックス。
まぁ、似てないこともないかな?似てないか!
いかがだったでしょうか?
はじめに「僕も貴方も手に入らない」と書きましたが、決してインポッシブルなミッションであるとは言いません。
地球上に数台は現存するクルマなのですから、幸運と情熱の持ち主の手には巡ってこないとも限りません。
念ずれば叶う!!
では、また!!