こんにちは。
みなさんはパチンコをしますか?
僕はしません。
30年くらい前に、友人との待ち合わせ時間に1時間ほど早く着いてしまい、時間つぶしにと初めてパチンコ屋に入ったのが僕の最初で最後のパチンコ体験でした。
「500円だけ」と羽根モノと言われるレトロマシンの前に座り、100円をコイン投入口に入れました。數十発の球はすぐになくなり再び100円を投入。1分足らずで球は消滅。
最後の100円を投入し、「こんな感じか」と最後のターンに入った直後、突然パチンコ盤の真ん中にある飛行機の羽根のようなものが水平に開いて、打った球を全てセンターの穴に飲み込み始めたのです。
次の瞬間から受け皿に玉がどんどん出始めました。
パチンコ屋の店員が、玉を入れる箱を持ってきてくれたので、溢れそうな玉をそこに移します。
「にいちゃん、おめでとう。出たなぁ」
隣の見ず知らずのおじさんが、心底嬉しそうに話しかけてきます。
僕は出玉を打ち尽くす気持ちでハンドルを握っていました。
覚悟を決めると却って球は減らず、どんどん増えるという変な感覚を味わいました。
結局待ち合わせ時間が近づいてきて、まだまだ出そうな気配の台を後にすることになりました。
千両箱(この名前を知ったのは随分後のことになるのですが)を抱えて玉を数え、カウンターでアクリルの板に挟まった何かを受け取った僕は、換金所なるものの場所がわからず途方にくれましたが、なんとなくこの人も換金所に向かいそうだなという人の後についてビルの隙間を歩いていくと、それはありました。
赤と黄色のテントのついた小屋でした。小屋だと思いましたが、路地に面したビルの一室だったのかもしれません。
はめ殺しのガラス窓の下に穴の空いた薄暗いカウンターの奥にピンク色のベストを着たおばちゃんが座っていました。
パチンコ屋で受け取ったアクリル板をガラス窓のスリットに差し出すと、おばちゃんは何やら計算をし箱の中から現金を出して、窓のスリットから僕の方に出したのです。
手に取った現金は14000円でした。
たった1時間足らずの時間で500円が14000円になる。
「こんなことをしてはいけない」
反射的に僕は思いました。それ以来僕はパチンコ屋に足を踏み入れたことはありません。
はい。小心者です。
「人生がギャンブルなので、遊びのギャンブルには近づかない」と嘯いていますが。
では、今日の一台です。
はい。これ。
ボルボ・XC90です。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU8151628989/index.html?TRCD=300001
近代車ですねぇ。
と言っても10年前のクルマですが。
最近立て続けに友人から「家族7人が乗れるクルマ」というテーマをいただきクルマ選びをしたところ、このXC-90がベストチョイスに限りなく近いということがわかりましたので、ご報告させていただくと言った次第です。
ここでは見た目の部分しかご紹介できませんが、ネット上の各種レビューをお読みいただくと、XC-90の優秀さを力説する方が多数いらっしゃいますので、そちらも是非参考にしてみてください。
では、見ていきましょう。
なんというか、そこはかとない「カブトムシ感」ありますね。
デザインは僕の好きな系統です。
前世代のボルボのいいとこ取りな感じですね。
この縦長のテールランプの意匠も随分長く使っていますよね。ボルボ。
画像ではわかりませんが、実は結構大きいんです。
このスタイルで7人乗りですから、小さいクルマのはずはないですね。
安心感がある。
いいですね。
では内装を見ていきましょう。
レザーシートです。いいなぁ。
もちろん後部座席もレザー。ここに三人乗るね。
助手席もレザー。前列に二人。
まぁ、旧世代のデザインではありますけれども。
壊れたらどうするんだ?という心配しか思いつかないポップアップ式のナビゲーションシステム。
「仕立ての良さそうなシートとグローブボックス」というタイトルの写真作品です。
パワーシート付きのクルマって、まだ持ったことがない!
助手席もパワーシートだ。
三列目のシートの画像はありませんでしたが、やっぱりレザーシートです。
三列目のシートを畳めば、ワンルームの引越しくらいはできそうな広さが出現します。
三列目のシートを起こしたままでも、ラゲッジスペースはかなりの広さなんですよ。
どや!
さて、いかがだったでしょうか?
僕は今までの人生で「7人乗りがマスト」というクルマ選びをしたことがなかったので、このジャンルははっきり言ってノーマークでした。
友人から「XC90どうかな?」と言われ、たぶんダメだろうと他社の同クラスや、別のクラスも含めた7人乗りのカテゴリーで比較検討した結果、はじめに友人が言ってきたXC90が今のところのベストチョイスだという結論に至ったのです。
7人乗りのベスト候補の別案がある方は、ご意見を募集いたします。
では、また!