こんにちは。
さっき聞いて驚いた言葉です。
「メルカリで売るまでが勝負だ」
っていうのが、買い物の時の合言葉になってるらしいですね。
僕はリサイクルショップをやっていたことがあるんで、意味がわかるんですが、一般の人までこういう感覚になっているというのは、なかなかすごいことなんじゃないかと思います。
メルカリで売れやすいから、「洋服は白か黒を買う」というメルカリ発信のモードまでできてるんだそうです。
誰がこんな未来を予想できたでしょうか?
こういうのを「事実は小説よりも奇なり」と言うんですよね。
近未来SFでこんな設定を描いたとしても、みんな鼻で笑うと思うんですよ。
でも、実際に起きていると言うね。
ヤフオクもそこそこ日本の文化に根ざしたと思いますが、メルカリのより一層研ぎ澄まされたシステムは、先をゆくヤフオクを簡単に追い越してしまいました。
コムアイもヤフオクのCMじゃなくて、メルカリの方に出とくべきだったよなぁ。勿体無い。
話が逸れかかったところで、今日の一台に行きましょう。
はい、これ。
https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/13/700050064030171215003.html
スズキ・カルタスです。
カルタスって、こんなんだったっけ?
はい。これは2代目です。
初代は、もっと見覚えのないクルマですよ。
各自ウィキっとくように。
3代目のクレセントはいまだにたまーに見かけるので、あれがカルタスの印象になっちゃうんですよね。
でも、僕のカルタスの印象はこの2代目が一番鮮烈です。
デビュー当時は、スズキの定番ですが「絶妙にコレジャナイ感」がすごかったんです。
でも、廃盤になり街で見かける機会が少なくなると、なんか寂しくなったんですよね。
「あの時、もっと大事にしてあげても良かったんじゃないか?」と。
別に所有したわけじゃないんですが、なんだか心に隙間風が吹いた気がしたんです。
年に一度くらい、大事に乗っている人のカルタスを街で見かけた時には、心が温まるのです。
僕にとっての2代目カルタスはそんなクルマです。
では見ていきましょう。
これこれ!コレジャナイ感!(どっちだ)
黒バンパーっていうのがいいですね。
この両生類っぽい切れ長のヘッドライトがデビュー当時は気持ち悪かったんですが、最近のカーデザインのヘッドライトより数万倍好きです。
今考えれば、このテールデザインもなかなかいいじゃないですか。
こんなシンプルなのに、きっちり「顔表現」ができてます。
スマホの顔認識が作動するもんね(嘘)。
使いやすそうなパッケージです。
どことなくスターウォーズっぽいデザインのコーナーランプです。
まさしく「取って付けた」様子。
シンプルね。ドリンクホルダーが?
ネジでつけてある!
しかも、このデザイン!
まぁ、便利だけど!ネジかぁ・・・。
シートデザインはなかなか良さそう。
こういうシンプルなテキスタイルって、当時は希少でしたよね。
質感は絶妙に微妙なはずですが、デザインは悪くありません。
ヘルベチカですね。
ピクトグラムですね。
後部座席もシンプル。
この時代に、まだこんなスピーカーカバーでしたっけ?
トランク内部の張り出しは、こんな感じ。
時代が時代な上に、スズキですから。
使われていないジャッキとスペアタイヤ。
語るほどのこともないエンジンですが、走ります。
「下回りも綺麗です」というタイトルの写真作品です。
ホイールキャップも健在。
32万円でこれが買えるんだったら、ちょっと良くないですか?
1000CCだから重課税も抑えられるし、誰も乗ってないし。
1000CCだから走りは期待しちゃいけませんが、5速だからなんとか走るだろうし。
車体は760kgしかないから、結構楽しいんじゃないかと思います。
(だから軽タスなのか?違)
あとは、部品共有が心配ですが、メーカーに確認ですね。
買うか、買わないかはあなた次第!
では、また!