トミーさんは、74歳!おひとり様。
お一人暮らしなので、職場の同僚さんからは
色々と気にかけて心配されて
声をかけてもらっています。
例えば、
体調が悪くてもなかなか病院に行かないトミーさんを気にかけて
ベテランさんからは
あーた、病院行ったの?
ひとりなんだから、早く行って!!!
どこが悪いのかはっきりさせてきんしゃい!
と、心配されたり
みんなでご飯を食べに行って、
おかずが余ったら
トミーさん、これ、持って帰って!と
テイクアウトにしてくれたり
とてもとても、愛されているんです。
で、す、が
トミーさんはプライドもありますので、
なかなか、素直には周りのご好意を受け取ってはくれません。
ある日、お客様にお配りするチラシセットを作るのに
100均で購入したペーパーカッターを使っていました。
トミーさんは、視力も落ちてきているので
手を切らないでよー
危ないから、気をつけて使ってよー
と、
周りから声をかけられている中で
紙を、
シャーーーッ!
シャーーーッ!
っと、キレッキレの音を轟かせながら
切っていました。
ペーパーカッターの扱いに慣れてきたトミーさんは
饒舌になり、
おしゃべりしながら
シャーーーッ!
と切った次の瞬間。。。
予想通り???
指まで切っていたのです
あっっっ!
指を切ったことに気がついたトミーさん
周りの方がティッシュを差しだりたり
通る声を聞いた遠くにいた後輩が
絆創膏ありますよぉー
っと駆けつけてくれたのですが
後輩には頼れない!
絆創膏は自分のカバンにも入っている!
というプライドがあるので
いいのよいいのよ〜
大丈夫よ〜
絆創膏は持っているのよ〜
と、遠い席から駆けつけてくれた
後輩をよそに
自分のカバンをガサゴソ、ガサゴソ
み、見つからない。。。苦笑
絆創膏使ってください、という後輩
ガサゴソ探すトミーさん
絆創膏持った方がいいですよ〜という、私
大丈夫!絆創膏もってるから、というトミーさん
いやいや、そーゆー話じゃなくて
血も出てるし。。。
みかねたベテランさんが
あーた、せっかく、後輩ちゃんが
遠くの席から来てくれたんだから
絆創膏もらいなさい!!!
後輩ちゃん、トミーさんに絆創膏はってくれる??
そうやって
ようやく、絆創膏を貼ってもらい、傷のお手当もすんだトミーさんなのでした
好意はありがたく受け取ろう!と
トミーさんから学んだ日なのでした。