1月21日にアメリカ全土のSATスコアのトップ25ハイスクールの記事が出ていました。

The 25 US High Schools With The Highest Standard

全米には公私立合わせて4万近い数の高校があります。その中で、トップ25校中カリフォルニア州が断トツの8校がランクイン、その内シリコンバレーは5校でした。

さらに、注目すべきはその5校の内、公立が4校入っていることです。

そして、やはりと言うか、3人の子供達が通った学校もトップ25校に入っていました。シリコンバレーの他のスクールの人種構成は、アジア人が70-85%を占めていますが、子供達が通った学校は白人とアジア人が各々40%になっています。アジア人の比率がここまで低くて全校のレベルを高い位置でキープしているのは改めて驚きです。

良い学校区は自動的に高級住宅街になります。親としては、子供達をレベルの高い学校に通わせるため、学区内の高級住宅街で100万ドル(1億円)以上の家を買っています。(小中高のレベルを確認するためによく活用するサイトは、Great Schoolsです。)

ちなみに、アメリカでは家を買う基本はGood school district(レベルの高い学校区域)です。理由は簡単です。その地域は子供の教育に熱心な家族がどんどん入ってきて、つまり、需要と供給バランスで、不況下でも家の価値は下がらないからです。(なんと子供達が通った学校区域の60%の親が大学院卒です。)実際、リーマンショックで他の地域の家の価値が半分以下になってしまいましたが、これらのレベルの高い学校区域では10%ぐらいの下落ですみました。しかも、この1年間でバブル時代より家の価格が高くなっています。

では、”自分たちの子供をハイレベルの学校に入れるべきか?”という質問に関しては、”うーん”となってしまいます。子供によっては、中堅レベルの学校に入りトップを目指すことをお勧めします。

と、言うのも、カリフォルニア大学を例にとりますが、受験生の入学基準の一つとして高校のレベルだけではなく、どの高校であろうが上位10%の成績を取っていることを重視しているようです。私の子供達が通ったシリコンバレーの高校でも、良い成績が取れず別の高校に転校していった子供達が必ずしも少なくありません。子供達のために再度引っ越しをしなければならない親御さんの苦渋の決断は大変なものだったと想像します。

次男は高校2年が終わった時点で日本のアメリカンスクールに転校しました。あのままシリコンバレーの高校に行っていたら、と想像するとぞっとするようです。それは競争率もあるし、人間関係も今の学校のほうが穏やかで楽しいのも大きいようです。

でも、親としては、日本のアメリカンスクールはまた違った意味で大変でした。それはアメリカにいた時とは逆で、ほとんどのアメリカ人の家族が駐在員であるため、アメリカでは見たことのない、目くるめく駐在員の世界が待っていたからです。