【起稿2026年1月11日記事】

いやはや、昨日からの東京の暖かさはどうした事でしょう😲

暖かいのは有難いですが、寒中なのに気持ち悪いなぁ😓...

さて暦は昨日から、二十四節気の次候、七十二候の「水泉動」となっています。

※画像はイラストAC(https://www.ac-illust.com/)より引用しました。

またまた読みの難しい言葉ですが、「しみずあたたかをふくむ」と読みます📗
何か東京の暖かさを暗示しているような時節名ですが
、「水泉動」は、古代中国の五行思想において、「冬を司る『水』の気に飲み込まれた『陽』の気が、この時節に『水』の気の中で胎動を始める。」という意味があります。
寒中が一年で一番寒い期間とされる(最も旧暦なので、本来新暦の2月上旬ですが...)のは、古来より変わりませんが、自然や物事の移ろいに内に籠った「気」を観る古代中国思想(荘子、五行思想)では「冬の中に胎動する春」が観えるようですな🕵️...

ところでこの時節、日本にも「陽気」に関係する神事があります。
関東地方(特に下総)では、ヤマト王権の統治思想(日本信和)と古代中国思想等が習合した「オビシャ」(通常、「御奉射」や「御歩射」と書く)という元々「上元」(旧暦1月15日)に弓矢を放って天意を占っていた珍しい神事が行われています。

この神事は...

①「オビシャ」を平安時代頃は「御日射」と書き、太陽を射る神事であったようなので、神道的には天照大神の神意を問う行為であった。
🏹🌝
②下総は古代ヤマト王権支配域最東端であり、正に「日出る処」であり、この神事がフィットした🗾🌄
③「太陽(日)を射る」という行為自体は、古代中国の帝堯時代に「太陽が10個上り、世界の人々を苦しめたので、9個を射落として救った。」という羿の英雄伝説に影響を受けた📚
④下総から常陸南部は、古代ヤマト王権の北東辺境(蝦夷)対策の重要拠点で
、ヤマト王権の祭祀を司った中臣氏の地盤でもあり、ヤマト王権の象徴「太陽」と武威の象徴「弓矢」が辺境を平らげるという動機と結びついた⛩️⚔️

...と思われます😔

尚、あの「隋書倭国伝」において倭人の風習として「毎至正月一日必射戯飲酒」という「オビシャ」神事と思われる記述があり、古代中国思想の影響を受けたとは言え、歴史学的に弥生時代頃には既に存在していた古い神事と思われます📖