【起稿2026年1月20日記事】

さて今日は、私のような障害者には縁のある「インクルーシブを考える日」も制定されています😔

「インクルーシブを考える日」は、特別支援学校高等部などを卒業した後の学びの場として各地で「カレッジ」を運営する福岡県の「株式会社ゆたかカレッジ」が「記念日を通じて障害者の社会への完全参加と平等を考えてもらおう」と制定したそうです👏
尚日付は、国連総会で採択された障害者権利条約に日本の批准が承認された日(2014年1月20日)に由来するそうです☝

「インクルーシブ」とは「包摂的な、すべてを包み込む」という語彙で、文脈的には「多様な背景や特性を持つ個々人が社会の一部となり、その違いを尊重され、社会全体で共有される価値を享受できるような環境」を指し、「人々が対等に事象に関与し、相互に学びあう社会を目指そう」という理想主義的な思想です👌
※画像はイラストAC(https://www.ac-illust.com/)より引用しました。

1960~1970年代の西側欧米諸国では、イギリス労働党、フランス社会党、西ドイツ社民党に代表される「国家による富の再分配」に肯定的な、福祉サービスに厚い「中道左派」思想が広がりましたが、財政赤字増大(政府・行政の肥大)を招き、1980年代に入ると「裁量的経済政策の否定と規制緩和促進・市場原理尊重」や「福祉サービスの大胆な見直し(政府・行政の縮小)と減税による経済活性化」を目玉とする「新自由主義」を掲げた保守勢力が、伸長しました💰
しかし、アメリカレーガン共和党政権、イギリスサッチャー保守党政権等に代表されるこうした「新自由主義」は、一方で「貧富格差拡大」、「人間の尊厳への配慮不足」が指摘され、1980年代後半(特に21世紀に入り)の世界的な「真に豊かな持続可能な社会」を目指す動きの中から、悪く言うと弱者切り捨ての「新自由主義」に対抗して、零れ落ちる人を作らない、この「インクルーシブ」という思想が生まれてきました😌

こうした中で「障害者権利条約」は、21世紀では初の「国際人権法」に基づく人権条約として、2006年12月13日に第61回国連総会において採択され、2008年5月3日に発効しました😃

日本においては「障害者基本法」や「障害者差別解消法」の成立に伴い、国内の法律が条約の求める水準に達したとして、2013年12月4日、条約の批准を国会が承認して、2014年1月20日付けで批准されました😊

尚、この「障害者基本法」は、私がお世話になっている「障害者総合支援法」の根幹法ですから、私のような障害者にとって「障害者権利条約」やインクルーシブ思想は誠に有難く思います。


私より年配の方はご存知のはずですし、私自身が障害者なので敢えて書きますが、私が子供だった1960年代前半までは、この日本においても障害者差別は酷く、地域によっては、私のように身体が痙縮し杖をついてヨタヨタ歩く者を見れば、ニヤニヤ蔑み笑われるか、悪くすると小石を投げられバカにされる風潮がありました😭

その頃と比べれば、一昨年障害者となった私は恵まれていると思います😔


また、半世紀前とは風潮が変わって当たり前ですが、障害者の方々のブログ記事を読んでいて、逆に私より若い方々は、障害者、患者としての自分への社会からの扱いに憤り、疑問を抱いておられる事に驚きを感じますし、社会をより良くして行く為には、若い方々のように言うべき事を、きちんと社会へ伝えるのも大切だと感じる今日この頃でもあります。


さて、インクルーシブ思想の中で、障害者の私も社会の一員として活かされるべきだと思いますが、私は元々思想的には「新自由主義」に近く、「盲目的な福祉」による財政赤字増大を望みません。「負担の次世代への先送り」や「身動き出来無い硬直社会」は若い世代の将来を暗くします。

我々障害者も公的支援に依存するばかりでは無く、なるべく社会や周囲の負担を軽減すべく自助努力の末、「足りない残り数㎝の支援を仰ぐ」姿勢を忘れないようにしたいものだと考えます👊