【起稿2026年1月21日記事】

日付が変わりました🗓

今日も東京は晴天ですが、寒波の影響で寒さの底が訪れる予報となっています🌬️

さて皆さん、今日は「久女忌」です。
「久女忌」は、近代俳句最初期の女流俳人で、テレビドラマ「台所の聖女」(1988年、NHKドラマスペシャル、樹木希林さん主演)で描かれた杉田久女の忌日です。

※画像はイラストAC(https://www.ac-illust.com/)より引用しました。


杉田 久女(本名は杉田 久、1890年-1946年)は、鹿児島に生まれ、大蔵官僚だった父親の転勤に合わせ琉球、台湾で育った後、「東京女子高等師範学校附属高等女学校」に入学、卒業しましたが、その直後結婚し、夫の勤務先の福岡県小倉市で家庭生活を営み、子供にも恵まれました。
この頃に、幼少の頃より俳人であった兄に手ほどきを受けていた俳句を、俳誌「ホトトギス」に投句を始めたところ、高浜虚子に認められ俳人として頭角を現しました。

久女は、高浜虚子をして「清艶高華」と言わせしめた男性に劣らぬ格調の高さと華やかな(自己高揚的、情熱的)俳風で知られ、当時の女流俳人の中では異色の存在です。

では久女の俳句を紹介します...

冬の朝 道々こぼす
手桶の水
(1917年、「ホトトギス」)

冬川や のぼり初めたる
夕芥
(1952年、「杉田久女句集」)

初凪げる 和布刈の磴に
下りたてり
(「1952年、杉田久女句集」)
※「和布刈」は現在の北九州市門司区の辺りの事で、「磴」は石段の事です。久女は、宇佐神宮の俳句もありますから、「和布刈の磴」とは、北九州市手向山の八幡宮の石段かな?と想像します。

足袋つぐや
ノラともならず
教師妻
(1921年、「ホトトギス」)
※イプセン「人形の家」の主人公「ノラ」と、教師の妻となった自分を重ねた自虐的な有名句