【内容2026年10月5日記事】
我が家の玄関前には、15㎝の段差が有ります。
そこには、在宅生活開始に伴い、一昨年からレンタル設置している据え置き式階段手摺が有ります😊
今までは当然のように健手で、手摺を掴み「ヨッコラしょ!」と登っていたのですが
、今朝ゴミ出しの帰りにフッと、手摺を掴まらず健足の上段に上げ、力を入れ身体を持ち上げていました⤴️
脳卒中発病以来、15㎝は杖使用でも昇降困難で、間隙はあるものの、段差は最大でもせいぜい10㎝位の電車乗降では、安全確保の為、必ず扉脇の手摺に掴まっています😔
それが無意識のうちに15㎝の段差を登っていた...
自分でびっくりしました😲
先般、25㎝位の高さの介護タクシーには、掴まっていても乗り込み困難で、担当訪問マッサージ師さんに、「麻痺脚を鍛えないといかんな..」と言われましたし...
我が家の20㎝の玄関内上がり框は壁に手を付かないと上れません。
また手摺の無い、段差25㎝の2階へ上がる屋内階段に至っては、上ろうとも思いません🙅
だから、「過信は禁物、怪我の素」ですが、久しぶりに、自主トレに新たなメニューを加える事にしました。
前にフォローしていた私より障害の重い(障害1級)ブロガーさんは、私より1年早い発病ですが、現在は様々な階段昇降にチャレンジされています。
その方は私よりかなり若い方で、鬼のようなリハビリを、リスクを冒して実施されていて、私とは目標が違うから、比較する必要は有りませんが、私も私なりにマイペースで回復は続いているようで嬉しくなりました😉
○玄関前段差昇降
健足上段麻痺足下段(30回)
2回ばかり逆の麻痺足上段を試しましたが、全く駄目でした😥
始めたばかりだから、今日のところは、これだけにして、後は上肢の随意運動トレーニングをしました😄
とこで前述のように、曲がりなりにも、私が順調に回復して来たのは、前々から記事に書いている通り...
①初発時・再発時の出血量が少なかった。
②発病時の年齢が、60才代前半と比較的若く、視覚を除き、大きな持病は無かった。
③発病後リハビリに真面目(病院メニューに加え自主リハ)に取り組んだ。
④病態に関する幾つかの幸運。
⑤医療スタッフや家族の努力
...といった事が重なったからだと思っています。
①の出血量が少なかった理由ですが、私の脳出血は、一般的な「高血圧性脳出血」とは発病の機序が異なります。
私は、脳動脈瘤が破裂し、くも膜下出血を伴わずに被殻内へ出血しました。
しかも、発病前には降圧薬を服用しなくても(処方されず)、血圧はおおむね135~140/90~95mmHg程度の「正常高値」ないし境界域で、3か月に1度の診察を受けていました。(高血糖や高脂血症の定期観察のついでに検診)
脳卒中発病後、私の主治医は首をかしげ、私の血圧・血糖値は「脳出血を起こすような状態ではなかった。」と、現在でも私に話しているのです。
もちろん、この血圧の値を「完全に理想的だった。」と言うつもりはありません。
しかし、脳出血の最大の修正可能危険因子は高血圧であり、長期間にわたる uncontrolled hypertension(未管理の高血圧)が脳出血の重要な原因であることを考えれば、私が発病前に高度な高血圧を放置していた患者ではなかった事には意味があります。
一般的な高血圧性脳出血では、長年の高血圧によって脳の細小血管に負担が蓄積し、それが出血の重要な背景となります。
ところが私の場合は、その典型的な背景が乏しい中、脳動脈瘤という別の病変が破裂して脳出血を起こしてしまったのです。(これは一般的には、「不運だった」と言えるかもしれません。)
そして結果を見ると、初発時の血腫量は約10㎜L、急性期に起きた再出血も微小でした。
これを「血圧が良かったから10mLで済んだ。」とだけ断定することは出来ません。
動脈瘤破裂の場合、出血量には、破裂した動脈瘤の位置や形態、周囲の解剖学的構造、止血に至る経過等、複数の要因が関係するからです。
しかし、少なくとも、発病前から高度な高血圧を抱え、それを放置していたために脳の血管に慢性的な高い圧力をかけ続けていた、という自分ではなかった...
脳動脈瘤が存在していた事も、その動脈瘤が破裂したことも、私自身の努力だけでは防げなかった。
一方で、血圧という自分で管理できる要素については、発病前から定期的に診察を受け、少なくとも高度な高血圧を放置することなく過ごしていた。
だから私は、「動脈瘤の破裂という避けることのできなかった出来事に見舞われた。しかし、血圧については、自分にできることをきちんとやっていた。」
と思っています。
つまり私の場合、発病前は、三大疾病の一つ脳卒中のうち、少なくとも高血圧性脳出血の典型的な背景を作らないように血圧を管理していたのです。
脳動脈瘤の位置については「運が良かった」と言えるかもしれません。
しかし、血圧については「運」ではない。
出血量が多ければ、損傷範囲は広がり程度は重くなり、予後にも多大な影響を与える事は自明の理と思います。
血圧管理については自分を褒めたいと思います。
私も、「もっと気を付けていれば...」、「脳ドック受診していれば...」、と後悔は絶えませんが、後ろばかり見てられませんから、現在の障害状態を受け入れると共に、この状態の中で、改めてベストを尽くそうと思います👊
