【起稿2026年6月6日記事】

おはようございます🙇

今朝東京は、予報通りの曇天ですが、とても涼しく半袖では少し寒い状況です🥶
しかしご注意!午後は暑くなる予報です🥵

さて皆さん、今日は二十四節気の「芒種」です。
※画像はイラストAC(https://www.ac-illust.com/)より引用しました。

「芒種」の「芒(のぎ)」とは、イネ科植物の果実を包む穎の事で、稲でいう籾殻にあるとげのような突起を持った植物の種を撒く頃という意味ですが、現在の実際の種撒きはもっと早く行われています☝


それでは時節の歌を紹介いたします...

青揚の 枝伐り下ろし
湯種蒔き
ゆゆしき君に
恋ひ渡るかも
(遣新羅使、「万葉集」)
※国家使節なのに歌集に名が遺って無いなんて...まあ恋の歌だから、名を知られたらマズイ事情があったのかな😅?

かはづ鳴く 井手の山吹
散りにけり
花の盛りに
あはましものを
(詠み人知らず、「古今集」)
※「井手」は、現在の京都府綴喜郡井手町の事で、あの辺りは古代湿地でしたから、蛙が多かったんでしょうな🐸
「古今集」収録歌にしては、自然をそのまま素直に詠んでいますね😌

たまぼこ(玉鉾)の 道行き人の

ことつて(言伝)も

絶えてほどふる
五月雨の空
(京極中納言藤原朝臣定家卿、「新古今集」)

※流石の定家の歌ですが、玉鉾は和歌の世界では「道」の枕詞で、古語辞典等によると「鉾」の字は元は「桙」の字を当て、古代に道祖神信仰に先行して道の要所に祀られた陽石を、神霊の宿る武器の桙に見立てたという由来の言葉のようです。(「玉」は美称修飾)それにしても、便りの無いのを、道の神霊を恨めしそうに引き合いに登場させたり、五月雨(梅雨)のせいにしていて、いじらしいですな😄