2024年3月20日祝日早朝に倒れた私は、気付いた次女と妻が連携のうえ連絡して駆けつけた救急隊により、地域トップクラスの総合病院に搬送されました。

この時、私は、付き添ってくれた妻とずっと話すなど、意識清明、言語明瞭でしたので、救急隊員同士の会話から、自分の発症した病気が脳疾患である可能性が高い事や搬送先病院名なども認識できました。

病院到着後ER室に搬入された私は、まず、当直医(後の主治医)の簡単な問診、降圧剤の点滴を受けた後で、脳CT、MRI検査をしました。

さして待たないうちに、当直医が私の脳のMRI画像を指し示しながら「この小さな豆のようなものが動脈に出来た瘤で、こちらの白い部分は瘤が破裂して出た血腫です。出血は止まり、出血量も少ないので、手術せず、点滴を継続して経過観察します。この血腫により脳細胞が損傷したので、左半身に麻痺が出てますが、このくらいの量の血腫ならば自然に吸収され、病状悪化の恐れはありません。」と病状と治療方針を説明してくれました。私が「今回の脳出血の原因はやはり、生活習慣ですか?」(不摂生してたので、気になり)と尋ねると、当直医から「それもあるかもしれませんが、○○さんの場合は、半分は先天的要因です。」と教示され、更に「先天的」とは、必ずしも遺伝を意味しないと意外な回答が…