【起稿2025年12月25日記事】

日付が変わりました📆

今日も東京はグズグズした空模様となる予報です🌨️

さて皆さん、今日はキリスト降誕祭(クリスマス)ですが、日本はキリスト教国ではありませんし、フォローしているみんつちさんは、一昨日、ご自分のブログ記事に「12月25日は、バッハ(あのJ.Sバッハの孫の W.F.Eバッハ?)、大正天皇、チャップリン、逸見アナの命日でもある。」とコメントされていました👏


短歌、俳句好きの私としては、今日は「春星忌」であります。
「春星忌」は、江戸時代中期の俳人・南画家の与謝蕪村(1716年~1784年)の忌日で、「春星」は与謝蕪村の画号です。

一方で俳号「蕪村」とは中国の詩人陶淵明の詩「帰去来辞」に由来すると考えられています。


与謝蕪村(1716年-1784年)

※画像はイラストAC(https://www.ac-illust.com/)より引用しました。


私は、高校生の頃に「明治期の『与謝野鉄幹』、『与謝野晶子』夫妻と与謝蕪村は親戚なのかな?」と、根拠無く思っていましたが、与謝蕪村の母げんと与謝野鉄幹の父礼厳は、共に丹後国与謝郡(現京都府与謝野町)出身のようですから、何かしら関係があったかもしれませんなぁ😒...

では、蕪村の句を幾つか紹介します...

暮まだき 星の輝く 
枯野かな

寒菊や 日の照る村の 
片ほとり

斧入れて 香におどろくや 冬木立

次に「春星忌」を季語として使った俳句を...

あらたまる 明治の御代や
春星忌
(正岡子規)

最後は自作(俳句は思い浮かばず、短歌になりましたが😅)です😳

寒空の 何処に煌めく 
妻の星
北風(ならい)に滲む
春星の忌

※画像はイラストAC(https://www.ac-illust.com/)より引用しました。

※「春星忌」は冬の季語なのに、「春星」(春霞で、潤んだり、滲むように見える春の星の事)を含む難しい言葉です。
※北風(ならい)は、冬に関東地方に吹く寒風の事です。