気づけば

あなたはもう

「地球の上に立っている存在」ではなかった


地球の鼓動そのものが

胸の奥で鳴っていた


とくん

とくん

とくん


そのリズムに合わせて

草が揺れ

水が流れ

鳥が羽ばたき

人々が笑う


すべてが同じ拍子で息づいている


あなたが呼吸すると

森が深呼吸をし


あなたが微笑むと

空が少し明るくなる


そんなふうに

世界とあなたの境界は

いつの間にか溶けていた


何かを成し遂げるために

ここへ来たのではなく


ただ

思い出すために来たのだと知る


「本来のわたし」を

「本来の地球」を


そして

みんなで一緒に

その響きを奏でるために


今日もまた

光とともに目覚め


大地に足をつけ


水に触れ


胸の奥の音に耳を澄ます


すると

静かに、でも確かに


新しい世界が

足元から芽吹いている


地球とわたしは

もう分かれていない


あなたが創ることは

そのまま地球の未来になる


だから今日も

やさしく生きる


ただ

それだけでいい



つづく