友人と共に様々な調査を開始したのはいいものの街ゆく人に取材しても誰も村の存在を知らず、何もいい情報を得られなかった。よく映画である
「老人なら何か知ってるだろう」
という展開を予想していたがそんな都合のいいことは起きなかった。(1人くらいいると思ったが)
そんな路頭に迷っていたある日の昼間である。展開というのは唐突に起こるという事を本日ほど大きく感じたことはない。協力者の友人から電話がかかってきた。開口一番彼は
「村は実在したぞ!」
と叫んできた。流石の自分も状況を把握できず取り乱した。しかしコイツは変人だが嘘はつかない男という事を思い出し、一度冷静になって俺は彼に問いただした。彼は別の趣味に「古い物」を集める趣味があった。範囲は漫画やアニメや映画などのグッズなのだが、収集した数は多い。この日は親戚の家の蔵で探していたみたいだが(コイツの実家は太い)たまたま古いVHSテープを見つけた。手書きの表記を見る限りこの地方で放送していた映画のテレビ放送を録画していたものだろうと思った彼はビデオデッキを使って再生したら、エンディングの後に村のcmが流れたそうなのだ。その内容はどうも
「祭り」
に関する静止画のcmらしいのだ。しかしとてもビデオデッキが傷んでいる為、とても見づらいらしい。なので自分にはまだ映像は届いていないが、彼の知り合いに
「ビデオデッキを直すプロ」
がいるらしく(本当に何者なんだコイツ)その人に協力してもらうことになった。ビデオが見れる状態になったら共に見ようという事なので楽しみだ。
↓静止画のcmと聞いて、真っ先にこれを浮かべた俺は間違いなくオカルト中毒者だな。
