ミュージカル『フィーダシュタント』/ニッショーホール | That's the way I am

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人生の晩年まで、あとどれくらい?
「ああ、それなりに楽しんだわね」と後々思い出せるように。



※アメンバー記事は、個人的極秘記録です。申請は受けていません。

(撮影センスの無さに頭痛)

 

上京前日に急遽チケットを入手して観て来ました!

『フィーダシュタント』

 

せっかくだし、何か舞台が観れれば良いなぁとアレコレ調べてたんですが、どれもマチネで時間が合わなかったり、完売してたり

諦めていたら、とあるツィートが目に入って・・・

 

この舞台なら、日程が合ってる!?目

 

気付いて、慌ててチケットを入手致しましたチョキ

(なんで検索に引っかからなかったのかな?って思ったら、主催がエグザイルさんでしたよ)

 

下調べも情報も不十分なまま、現場に行きまして

新橋駅から徒歩2分なのに、道に迷って焦った焦ったあせる  

観客っぽい集団を見つけて、後を付いてって無事入場(ありがちおいで

 

ホールに入って、ちょっとビックリ!

 

は、花道が付いてる  (のちに、この花道の重要性を知る)

 

 

 

さて、お話の内容ですが

(公式が発表してる範囲内のネタバレ無しです)

 

 第二次世界大戦のチョイ前、ナチス・ドイツの頃。

 教育も、娯楽も抑圧されて、スポーツは国が指定する学校でしか続けられない。

 一流の講師に学んで、一流の選手になりたい!

 フェンシングを愛する17歳のマグナスは親友のアベルを誘って、国のエリート校への進学する。

 だが、入学資格や授業内容は、学生達の夢や希望とはかけ離れた内容だった。

 教師に反抗し、制裁を受けるフェンシングの仲間達。そんな中、アベルは地下室に隠された学校の秘密に気付く。

 

独裁者の政治下で、自由と正義を求める学生の話。

前半は笑えるシーンもあるけれど、後半は悲劇です。

観てて苦しいんだけど、学生の5人の純粋な友情やら、抑制されても燃え上がる情熱やら、

あと、なんか、こう・・・若さと美しさ乙女のトキメキな! ←ハイ、重要 とっても重要ハート

 

マント付き衣装がステキ飛び出すハート

衣装が全て、白と黒。

そして思いのほか、フェンシングがサマになってるんですよ

太田さん他、現役のフェンシング選手が数人がかりで指導したみたいです。

そこで、活かされる「花道」です。

 

まさにフェンシング専用・花道

 

しかも、客席と近すぎるなんてもんじゃない。すぐ目の前ですよ。

目の前で剣がピシュピシュ鳴るし、役者さんの汗が飛んできそうだし、倒れ込む音が直に響きそうだし、役者さんの目線がバシバシ飛んでくるし

 

ありがとう、花道びっくりマーク

スゴイぞ、ニッショーホールの花道びっくりマーク

花道脇のお客さーん 息、出来てるーびっくりマークはてなマーク(余計なお世話)

 

後方席でも、この花道の恩恵でオペラ無しでも大丈夫でした

(ホテルに置き忘れたのよドクロ

 

 

そして歌。

全部で何曲だったろう? 

ここまで歌わせんでも・・・ ちょっと喉が心配になりました。正直、もうちょい端折って負担を減らしたげても…もやもや

 

 

 

では、簡単に役者さんの感想を

 

まずは

糸川耀士郎くん (彼がお目当てで観劇を決めました)

 

この一年ぐらい、とっても注目株ですグッ 

ビジュアル良しキラキラ

スペック良しキラキラ

野望に満ちた感じ?も良し

一癖も二癖も有りそうな性格なんかも良し

 

猪突猛進な友人を側で支える、思慮深くて意志の強い青年・アベル

とっても似合ってました 

大きな秘密を抱えて生きてるせいか、マグナスより実力があるのに、彼の後ろに控えてる感じ。

その憂いのある雰囲気を、とーっても良く演じてました。

歌も安定して上手い二重丸

苦渋の決断を強いられるシーン、アップで表情を観たかったなあ

(なんでオペラグラスを忘れちゃったかなあ、観劇3大神器なのに)

 

 

藤田玲さん

 

生で拝見するのが初めてです 

冷徹な役どころですが、演技も歌も動作も、みんなのお手本の立ち位置でした。

いや、しっかし軍服とかマントとか似合ってる笑い

アクターズリーグの時から、そのままんま?

 

 

吉高志音くん

 

軍事オタクの学生役。ヤバイ表情とかマッドな演技が面白くて、ソロ曲もヤバイ歌詞w 

でも巧いもんだから、聞き入ってしまいました。

歌ってる間の役の入り込み方が、橋本祥平くんと同タイプかな?って思いました。

 

 

全員、さすがに歌が上手かったです拍手

チョイチョイ乱れるのは仕方無し!だって剣裁きに集中しないと危ないんですもの。

それだけ迫力がありました。

主役のRIKUさんの芸風が宮野真守っぽかったw

もう一人の方は、5人の中で一番声の圧があったと思いました。

 

 

(ここからは、ちょっと余計なお世話バナシです)

シナリオについては・・・無駄なシーンが多いと思いました(特に歌) 

10回歌ったら、10回とも違うんだろうなーってナンバーが数曲。

役者さんの負担が減るし、観客側も楽な方がリピートしやすいだろうって感じました。

オリジナルじゃないから、その辺りも仕方無いのかな。

 

これから駆け上がってくぜ!って感じの役者さん達の

勢いある舞台は、やはり観ていて楽しいですルンルン