舞台「野球 飛行機雲のホームラン」/特別期間限定配信 | That's the way I am

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人生の晩年まで、あとどれくらい?
「ああ、それなりに楽しんだわね」と後々思い出せるように。



※アメンバー記事は、個人的極秘記録です。申請は受けていません。

 

(少しネタバレ有りで書きます)

 

 1944年夏。第二次世界大戦の終戦間際。

 海軍飛行予科練生の少年たちが、敵国アメリカのスポーツ野球の試合に臨む。

 特攻兵として散る、自分達に残された最後の一日を、悔いなく過ごす為に。

 

 

 2018年7~8月に、東京と大阪で上演されました。

 

 多和田君のファンになった頃に、ちょうど梅田で大千秋楽を迎えていたので。

 この作品を知った時は

 「あ~、もう少し早く知っていたら 絶対に観に行ってた!」

と、とても残念に思ったもんでした。

 

 予告映像や宣伝動画を見るだけで、目頭が熱くなるの。

 笹川美和さんの歌が流れてくるだけで、涙が出てしまいます。

 

 昔から、特攻兵をテーマにした書物や映画に心惹かれるんです。(惹かれる理由とか、私の思いは省略)

 

セキセイインコ黄    セキセイインコ青    セキセイインコ黄

(オバチャンによる適当あらすじ)

 

 主人公の穂積均(ほづみ ひとし 通称・キンちゃん)唐沢静(からさわ しずか 通称・しずか)は、同じ野球部のピッチャーでライバル同士。

 二人は甲子園を目指す為に、それぞれ違う学校へ進学します。

 静は、野球の名門・伏ヶ丘商業校

 均は、先輩や別の仲間と共に会沢商業校。

 ですが、野球は敵国のスポーツとして禁じられ、甲子園大会は中止されます。彼らの多くは飛行兵になる為に、海軍飛行予科練生として過ごす事になります。

 戦争一色の日々の中でも、少年たちは野球を愛する事は辞められません。激しい懲罰を受けても、バットを振り、グローブを持ち続けます。

 そんな或る日、彼らに「特別攻撃隊(特攻兵)の志願」の話がきます。

 志願者を募る・・・それは建前で、彼らに拒否権はありません。「死」を前提とした攻撃である事も理解しています。

 残された最後の日。彼らは、伏ヶ丘と会沢に分かれ野球試合を希望します。

 それは上官や教師をも巻き込む、命がけの試合となったのです。

 

 (舞台では、みっちりと野球の試合が行われます。 その合間に、何度も回想シーンが入ります。↑に書いたあらすじを知らないと、最初は???となるかも。)

 

セキセイインコ黄    セキセイインコ青    セキセイインコ黄

 

 

 野球に興味が無い私でさえ 「こんな風に考えて、こんな風に試合が進むのか」と関心を持つほど丁寧演じられています。

 野球シーンの監修は、あの桑田真澄氏。Matt君のパパですな。

 

 10年に1人の名投手と言われる静。名前通り、物静かでw 何を言うにもボソボソと呟くだけなのね。(多和ちゃん、声張って! (; ゚゚) )

 逆に、主人公の均、キンちゃんは元気と勢いの塊。会沢商業の子たちもノリノリ音符 なの。

 

 

 舞台の前半は、試合が行われたいきさつの説明が無いんですよ。 

 コミカルな演技も続いて、客席から笑いも起こるし。

 

 中盤から、登場人物の苦悩や悲しみが回想されていきます。

 

 笑顔に隠された少年たちの覚悟。

 仲間たちへの思いと希望。

 鬼教官の胸の内。

 姉の願い。

 

 ここから、もう~ 鼻水が止まらなかった!(私の涙はハナミズとワンセット)

 主題歌「蝉時雨」で、涙腺が崩壊.·゜゜·(/。\)·゜゜·.

 よくぞ、この曲を持ってきたと思います!この歌があって、野球の舞台が産まれたんじゃ?って思う程に。

 

 試合も盛り上がって、いくつものムネアツな名場面が生まれます。

 

 私が好きなのは、会沢の捕手(松田凌くん)が、バッターボックスに立った相手選手に語り掛ける所。 

 伏ヶ丘校の捕手役・永田聖一朗くんが良かったなあ。

まさに『投手の女房役』なんです。苦境に立たされたチームを立て直していくの。学校が分かれて、静はキンちゃんを失うけれど。こんな素敵なバッテリーを組んでいたんだねえ。

 

 名門と言われるだけあって、伏ヶ丘校には他にも名選手が居るのね。

でも、戦争がすべてを変えてしまった。

将来の夢どころか、命さえ諦めなくちゃいけない。

人生最後のバッターボックスに立って、

最後にヒットを打てた子、最後まで打てなかった子。

とても辛い話なのに、彼らは最後まで熱く輝いていて。

仲間と共に過ごす事で、終わってしまう人生を昇華させる。

 

間違いなく名作だと思います! 

再演してくれないかなあ~ ナマで観たい

 

どの役者さんも、自然に『その少年』になってました。

上官役の村田洋二郎さん・林田航平さんが脇をガッチリ締めてたし。

 そして、海軍中佐役の藤木孝さん。

 ・・・・あの時代からタイムトリップしてきたか?ってぐらいの存在感でした。客席に居たら、思わず頭を垂れてしまう。いぶし銀!、渋い! 培ってきた経験値が滲み出てました。

 

そして、最後になりますが演出の西田大輔氏。

試合の表現方法とか、シナリオの流れとか とにかく巧い!って思いました。

今回、観てくれた友さんも「分かりやすい」と言ってて。

こんなん言ったら生意気かもしれませんが、舞台に置いて「分かりやすい」って、とても重要だと思います。

 

只今、YouTubeにて無料配信中です。(期間限定)

 

 

あと、コレも面白いです。

https://www.360ch.tv/video/view/1275

 

360度VRでのインタビュー。お目当の役者さんにズームイン目

多和ちゃんが床に寝そべって、仲良しの松本岳くんとダベってたり、ボールをぶつけられたり・・・面白い稽古現場を拝見させて頂きました。

 

 

もう一度観たいけれど 泣いちゃって目が腫れちゃうんで汗

週末まで配信継続して欲しいなあ~

それとも、いさぎよく円盤買う?