ドラゴンクエスト ユア・ストーリー | 記憶のための映画メモ

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こんにちは!
大好きな映画も数日で忘れてしまう我が記憶力。
ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。

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おすすめ度(5点中) → 1.5

―――  感想  ―――――――

ゲームが好きなことを大肯定。物語のクライマックスで後押ししてくれるわけですよ。自分がゲーム好きであることを決して恥じる必要はないのだ、君は君の好きなモノを信じて突き進め、これぞ「君を、生きろ。」つまりユアストーリーだと。ふむふむ。

 

んなこたぁ、言われんでも分かっとるわ。むしろそういうことを声を大にして言われたおかげで、余計恥ずかしくなるっつう。なんでしょうこれ。新しいスタイルの辱めなんでしょうか笑。そもそも物語がダイジェストすぎるから、これは作品も作品だしきっとドラクエ5経験者しか観に来ないことに、演出側は胡座をかきおったわ、なんて最初は考えていたんですよ。うん私は考えが甘かったようです。ファンしか来ないことを逆手にとって、お前らがほしい言葉はこれやろっていう極寒の演出。参った参りました。もうやめてください。まったく。そもそもそんなメタ構造はいらんのですよ。個人的には原作のストーリーをなぞるだけでも満足できると思っていたのにさぁ。すっげー不愉快でした。

 

ちなみに一応述べておくと、はじめてドラクエ5をやったのはたしか中学生のころで、レベル99になるまでやっておりました。裏ボスであるエスタークが仲間になるという噂が吹き荒れ、当時はネットもなくてね、ひたすらプレイしましたよ。あとキラーマシンを仲間にしたくて戦いまくっていたというのもある(結局、キラーマシンは仲間にならず)。その後、プレステでポリゴンぽい映像でリメイクされたドラクエ5が出てこれも普通にクリアまでプレイ。さらにスマホ版でも普通にクリア。というわけで都合三回もやってしまっているんです。最近ではゲームはほとんどしないのですが(やるとハマってしまうのであえて遠ざけている節もある)、今作はね、こういう思い入れたっぷりのおじさんが観に行く映画なわけですよ。そこで青臭い話されてもさぁ。というげんなりした気分ですわ。