最近観た映画のちょいメモ | 記憶のための映画メモ

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こんにちは!
大好きな映画も数日で忘れてしまう我が記憶力。
ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。

ちょいメモですんません。ほぼ備忘録です。


物語る私たち

2012年/カナダ/108分
監督:サラ・ポーリー
出演:サラ・ポーリー、マイケル・ポーリー、ダイアン・ポーリー、ハリー・ガルキン、他
おすすめ度(5点中) → 3.6

―――  感想  ―――――――
サラ・ポーリー監督の「テイク・ディス・ワルツ」は、甘いタイトルから想像できない痛烈な衝撃を受けました。今作はサラ・ポーリー自身のルーツを探るドキュメンタリー。身内から「家族の誰にも似てないね、アンタ」って言われてきたサラ・ポーリーが自分の出生を調べたら、どうやら父親が別にいることが発覚。コレを人によっては重くしがちなのに、軽いタッチにしあげるセンスの良さったら!家族の秘密を暴露する結果となっていますが、受け入れた関係者たちも懐が深い。特にサラの育ての父親。あんた寛大だよ(´□`。)






幕末太陽傳

1957年/日本/110分
監督:川島雄三
出演:フランキー堺、左幸子、南田洋子、石原裕次郎、他
おすすめ度(5点中) → 4.3


―――  感想  ―――――――
午前10時の映画祭で。これが初鑑賞になります。名作邦画ランキングなどに必ず入ってくる作品なので、どんな話なんだろう?とほとんど予備知識を入れずでしたが、言葉にしがたい魅力がつまった作品でした!この映画には、処世術とユーモアとチラチラ見え隠れする死の匂いがあります。都合よく抜け目のない主人公。最初こそ変な奴って思われていますが、彼はだんだんキーパーソンになっていきます。でも、そんな重荷は最後の最後に捨て去ってしまう。無責任と言われようがそれが彼の生き方。こういう貫き方もアリですね。








太陽がいっぱい

1960年/フランス・イタリア/118分
監督:ルネ・クレマン
出演:アラン・ドロン、モーリス・ロネ、マリー・ラフォレ、他
おすすめ度(5点中) → 4.0


―――  感想  ―――――――
午前10時の映画祭でやっていたので久しぶりに鑑賞。睡眠不足気味の身体には、ニーノ・ロータの音楽が甘くてちょっと眠くなります(笑)。反面、描かれる内容は非常にサスペンス性に満ちていますからね。不思議なバランスだなーと。身分詐称がバレるかバレないかギリギリのシーンがたくさんありますが、とてもドキドキします。それでいて、ちょっと散歩している時の魚たちの無表情な顔の連続!エイの顔の連発!!そういえば「甘い生活」の最後でもエイが描かれていたなぁ。エイって何かの暗示なのかしら。それにしてもアラン・ドロンは美しい。